第4回 みんなのアート広場を終えて


昨日は三連休の二日目、まる一日とても蒸し暑い日となりましたが、午後に今年4回目のアート広場を開催しました。私の場合、ちょっと動くだけで汗が吹き出ていましたが、参加者の皆さんは暑さにも負けず、アートの時間を楽しんでいたと思います。参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

ここ最近のコロナの感染率の上昇(第七波)が気になるところですが、おかげさまで4月以来、たくさんの参加者の皆さんに来ていただき、また今回は半年・一年ぶりに、また三年ぶりにご参加いただいたご家族もいらっしゃって、皆さんとのご縁をとても嬉しく感じました。

また完成した各々の作品がとても個性的でかつユニークで新鮮!まさに「十人十色」!この小さなアートの居場所で私自身大いに刺激を受け、夏の暑さに負けないたくさんのパワーをいただいた日でもありました。

そんなわけで、今はただただ以前のようにこの賑やかな状況がこの一年間続いてくれることを願うばかりです。

子供達は7月21日(木)から夏休みが始まるところが多いようですが、この夏、アートの楽しい思い出も一緒に作っていけたらなと思っています。



制作の風景
将来、このぐらいの広さのアトリエが欲しいなぁ~と独り言。

●ギャラリー

不織布を利用したエプロンです。
前回のデザイン基礎講座で余った素材をうまく利用していましたね!
私の中でエプロンを作るという発想がありませんでした。新鮮です!


妹さんはゲームの世界観を表現。
話を聞くと、二転三転と展開する物語(ストーリー)がキチンとあって
そこがまた作品と合わせて面白いところです。

制作している時の目は真剣そのもの。

他にも家で飼っているネコと一緒に遊ぶアイテムも制作していましたね!



久しぶりにお父さんと一緒に参加!
以前の作品からも、男の子は平面作品よりも紙箱などを使った立体作品が好みのようです。
ヨットや潜水艦など、季節に合った作品を制作していました!




コチラの姉妹は二人で遠近法の勉強を行いました。
私の方で準備した「一点透視図法」の練習用紙に部屋を描きこみ、
その後、方眼紙でその部屋の3Dを制作。

通常、この透視図法は中学生の美術の時間で習うものですが、
小学4年生の妹さんもお姉ちゃんに負けじとくらいついて頑張っていました!


今後の描画に是非生かしてほしいです!
ちなみに過去に遠近法について私がブログで書いたものです。良かったらご覧ください。


コチラは家族全員で制作した水族館です!
いや~お見事!!鑑賞者の細かい人型と、
水の中のかわいい生き物とのダイナミックなコントラストが良いですよね~


なにやら設計図・計画書的なものがありました。
このアート広場という場所は、勿論何も計画を立てずに、その場で何を作ろうか?
家族と一緒に役割分担を相談して作るのも良し!
または事前に計画を立てて時間を有意義に使うのも良しです。




他にも紙コップで回転する水族館も制作していましたね。


約3年ぶりにお会いできました。
お兄ちゃんもすっかり大きくなって、今では小学3年生。
ノコギリなどの道具も使いこなすことが出来ていました!

過去には見られなかった動物(ワニ)の特徴が細やかに表現されています。
弟君もお兄ちゃんの背中を追いかけて、
紙粘土でヘビやピストルなどを制作していましたね!


お母さんも手伝って、前回制作した人形のペアーを持参したコルクと針金で制作。
娘さんは宝石箱の制作を担当。

どうしたら立てるか?相席になった男の子と一緒に
おしゃべりしながら見事に立ちました!

今頃、お家で二人の人形で遊んでいるのかな?


まだ小学3年生の男の子ですが、
紙箱一つから、救急ヘリコプターを器用に制作。

実はこのヘリコプター、3つの車両が空を飛ぶときに折りたたむことが可能で
また二つのプロペラも回る仕組みになっています。
頭の中の設計図からヘリコプターの造形美まで、ただただ感嘆の一言!!





ゴルフを習っているため、ドライバーを持ったプレイヤーを制作。
よく見ると、人の造形美(肩回りの肉付き・ズボンの特徴・
全体のデフォルメ感などなど)が目を引きます。
また紙粘土の特質を理解して、水を使って表面をすべすべにしていました。



 

●次回のお知らせ

次回、第5回「みんなのアート広場」は以下の日程で開催予定です。

日時:2022年8月21日(日)13:30~16:00

会場:本郷ふれあいセンター

毎年8月は子どもたちの夏休みの宿題の対応も兼ねていますので、もし造形物やポスターなどの平面作品の制作についてもアドバイス等行いますので、ご希望の方は学校から配布された概要の用紙を持参してご参加ください。

皆さんのご参加、心よりお待ちしています!

ではまた!



コメント