第3回 みんなのアート基礎講座を終えて

参加者の皆さんと一緒に!

いよいよ夏本番!昨日の7月23日は暦で言うところの「大暑」でしたね。
今日は雲が多かったせいか、比較的マイルドな天気だったような気がします…が、それでも厳しい暑さが続きます(泣)。

私の中ではとにかくお盆が過ぎるまで、何とか夏バテしないように体調管理に気を付けていきたいと思う今日この頃です。

そんな今日の午後は阿見町にある本郷ふれあいセンターのアトリエ室で、今年3回目のみんなのアート基礎講座を開催しました。その内容は子どもたちの夏休みにピッタリな工作づくり「輪ゴムでうごくおもちゃづくり」でした。

参加者の皆さん、特に制作の中心にいた子ども達は、思い思いに自由な発想で作品を制作していたように思います。完成した作品は是非夏休み明けの学校で担任の先生やクラスメイトに披露してみてください。きっとその動くおもちゃに周りの目が釘付けになること間違いなしです。

今日も一日、本当にお疲れ様でした!


作品が完成し、他の参加者へ自分の作品を見せたり、動かしてみたり!



●ギャラリー


普段制作する立体作品には着彩をあまり施さない傾向にありましたが、
今日はお母さんと一緒に思うがまま筆を走らせ色々な色を着彩してみたり
色紙を貼り付けたりと、その造形操作を楽しんでいました。

そして手を動かしながら次第に何が制作したいのか?を見つけていき、
最終的にヘリコプターの完成です!

輪ゴムで動くだけでなく、ヘリコプターのはねもクルクルと動くんです。




「今回は何を制作するの?」と尋ねてみると
「ダイオウグソクムシ」と答えが返ってきました。
「ダイオウ・・・」覚えられない・汗
お父さんの説明だと、海にすむ20~30㎝はあるという
見た目がダンゴムシのような生き物だそうです。
そういえばテレビか何かで見た覚えがあったのですが、名前が言いづらくてなかなか言えない・笑

グレーの色紙を丁寧にカットし、糊で曲線のある容器に貼り付けていきます。
最後は針金で触覚を取り付けて完成!
その大きさはまさにリアルな「ダイオウグソクムシ」でしたね。



お母さんと一緒に初めての参加でした。
小学3年生の娘さんはとにかく「色彩」が好きとのこと。
初め曼荼羅のように花のような模様を絵の具で描いていましたが、
途中紺色で全体を塗りつぶしていました。
「どうしたんだろう?」
そしてしばらくすると、その絵は夏の夜空に花開く大きな花火となっていました。
絵の具の使い方も大胆で素晴らしかったです!

他の参加者はのり物や生き物をモチーフに制作していましたが、
女の子は「花火」つまり現象です。
あとで思いついたのですが、鈴のついた紐を引っ張ると、
その鈴が花火玉のように夜空に上がっていき、おもちゃの動きが止まると
花火がパァ~ンと上がっている様子に見て取れました。
この動きを取り入れた発想はとてもユニークで新鮮でしたね!




久しぶりにお父さんと共同制作です。モチーフは戦車!

お父さんのスマホで戦車を検索し、その特徴:キャタピラや大砲などを
器用に色紙や厚紙で組み立てていきました。
試しに動かしてみたら装飾した重さの分、ゆっくりとした動きに代わり
まさに戦車そのものでした。




お姉ちゃんはカラフルなハリネズミをお父さんと、
弟君はお化けに追いかけられる船をお母さんと一緒に制作。
弟君の方は当初、車を制作する予定でしたが、徐々に気持ちも変わり?
柔軟な発想で形を変えていきました。

よく見ると、船の操縦席にはネコちゃんが運転していますね~
ハリネズミの方は今日着ていたスプラトゥーンのTシャツと柄がマッチしていました!

おしまい


●次回のお知らせ

次回、8月のアートプログラムは以下の通りです。

8月7日(日)10時~15時@本郷ふれあいセンター
       …みんなのアート工房「シルクスクリーンでTシャツづくり」※残りあと1組

8月21日(日)13時半~16時@阿見町中央公民館
       …みんなのアート広場(夏休みの宿題:工作や絵画にも対応)

もしお時間がありましたら是非ご参加ください。
この夏もコロナと熱中症には気を付けて、楽しい夏休みを一緒に作っていきましょう!

ではまた!


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