ランタンアート2019を終えて
12月14日と15日の二日間、つくばセンター地区にてランタンアート2019が開催されました。
私たちアートコンパスも一般展示参加の部にランタンツリーを出展し、先ほど無事に終了いたしました。
参加者の皆様には、年末のお忙しい中、ランタンツリーの設置作業並びに点灯にご参加頂き、本当にありがとうございました。
今年で3回目の参加となるこのランタンアートが特に大きな問題なく終わることができ、安堵と充実感で今ほっとしているところです。
思い返せば2年前、数組の参加者の皆さんと始まったこの12月の恒例イベントが徐々に盛り上がりを見せ、1年目の12本が2年目では25本、そして今年は30本のランタンツリーをつくばの夜に彩ることが出来ました。
ワークショップから含め、参加者の皆さんともにその過程を楽しみ、本当に素敵な時間を過ごすことができました。
「石の上にも三年」と言いますが、何事も３回チャレンジしてみると、それまでの失敗や苦労などが成功のための布石となり、より良いアート作品へと進化していきます。
失敗は本当に些細なことから始まります。例えばろうそくの中心にある芯が長いと炎が長くなり、ツリーの頭を内側から焦がしてしまったり、風が強い日にはその強風のため、ランタンを傾かせてしまったりと、その都度参加者の皆さんと一緒にその改善策を探ってきました。
特に昨年は大きな問題が発生しました。
それは作品と作品の間を鑑賞者の子ども達が走りぬけ、その接触で作品が燃え上がるというアクシデントに見舞われました。
また展示空間がショッピングストリートの街灯が届かぬ暗い場所であった為、全体的に作品がくすんだ表情に個人的に見えていたこと。他にも様々な課題点を踏まえての参加でした。
それらの課題を打開すべく改善策として、今回は２ｍ×２ｍの白い布を地面に敷き、その上に作品を設置することにしました。
そうすることで鑑賞者が作品の間を通り抜けようとせず、周りからの鑑賞が可能となり、また白い面が光の反射板の役割となって、作品一つ一つの表情（描かれた絵）を鮮やかに映し出し、美しいツリーの全体が表現できたのではないかと思います。また白い布が雪の地面に見立てるというW効果も！！
このような総合的な結果に至るには、すぐ目の前に正解が転がっているわけではなく、時間をかけ、様々な挑戦と失敗の経験から、一つ一つの解を積み重ね、合わせていくことが一番の近道だと思います。
問題や課題に対して100%の解決を1回で目指すのではなく、例えば10％ずつ小分けて解決していく方がプロジェクトの名において私たちが無理なく、また楽しみながら進んでいけるのかな？と。
このことは決してアートの世界に限らず、今を生きる私たちの生活の中にも大小様々な形で存在していると思います。家庭での問題、学校や職場での問題、地域や環境の問題などなど。
巷でよく聞く「問題解決力」といった言葉だと、個人的にもう聞き飽きてうんざりしているので・笑、「問題」ではなく、もっとわくわくするような「人生の醍醐味の一部」として捉え、楽しんでいこうよと。
きっとその先には豊かな生活があるはずだと、否、その歩む過程そのものを楽しくしていけることが「豊か生活」なんじゃないかなぁ～と最近感じています。そこでのアートの魅力は他にはない「心踊る美しさ」を生み出してくれることだと思います。
最後に改めまして、
このランタンツリーを通して参加者の皆さんにたくさんのご協力を頂き、またNPO法人まるの村本様、おにんこっとの皆様、二日目の準備から撤収までお手伝い頂いた山岸様、主催者のつくばセンター地区活性化協議会の皆様にも多大なご協力並びにご支援を頂き、本当にありがとうございました。
今年はあと22日の木版画年賀状作りを残すのみとなりました。実質、そこで今年度の活動は終了し、翌年1月~3月はお休みの期間に入ります。（3月14日と15日の2日間、2019年度の作品発表＋活動報告展を予定）
そしてその充電期間の後、4月から2020年度の活動が始まります！
今後とも地域の皆さんと自由で楽しい時間を共にしながら、創意工夫を凝らし、喜んでいただけるようなアートの時間を作っていきたいと思います。
それではまた！
私たちアートコンパスも一般展示参加の部にランタンツリーを出展し、先ほど無事に終了いたしました。
一日目の参加者の皆さんと！
二日目の参加者の皆さんと！
参加者の皆様には、年末のお忙しい中、ランタンツリーの設置作業並びに点灯にご参加頂き、本当にありがとうございました。
今年で3回目の参加となるこのランタンアートが特に大きな問題なく終わることができ、安堵と充実感で今ほっとしているところです。
設置の準備
（アルミホイルを底に巻いたろうそくをペットボトルの口に差し込む作業）
点灯に向け、自分やお友達のランタンツリーを探しています。
16:45、点灯の合図で
1列目から順番にろうそくに火をともしていきます。
二日目は初日の混乱の反省から、
あらかじめ順番どおりにツリーとペットボトルを並べておきました。
思い返せば2年前、数組の参加者の皆さんと始まったこの12月の恒例イベントが徐々に盛り上がりを見せ、1年目の12本が2年目では25本、そして今年は30本のランタンツリーをつくばの夜に彩ることが出来ました。
2017年（一昨年）
2018年（昨年度）
ワークショップから含め、参加者の皆さんともにその過程を楽しみ、本当に素敵な時間を過ごすことができました。
「石の上にも三年」と言いますが、何事も３回チャレンジしてみると、それまでの失敗や苦労などが成功のための布石となり、より良いアート作品へと進化していきます。
失敗は本当に些細なことから始まります。例えばろうそくの中心にある芯が長いと炎が長くなり、ツリーの頭を内側から焦がしてしまったり、風が強い日にはその強風のため、ランタンを傾かせてしまったりと、その都度参加者の皆さんと一緒にその改善策を探ってきました。
特に昨年は大きな問題が発生しました。
それは作品と作品の間を鑑賞者の子ども達が走りぬけ、その接触で作品が燃え上がるというアクシデントに見舞われました。
また展示空間がショッピングストリートの街灯が届かぬ暗い場所であった為、全体的に作品がくすんだ表情に個人的に見えていたこと。他にも様々な課題点を踏まえての参加でした。
それらの課題を打開すべく改善策として、今回は２ｍ×２ｍの白い布を地面に敷き、その上に作品を設置することにしました。
そうすることで鑑賞者が作品の間を通り抜けようとせず、周りからの鑑賞が可能となり、また白い面が光の反射板の役割となって、作品一つ一つの表情（描かれた絵）を鮮やかに映し出し、美しいツリーの全体が表現できたのではないかと思います。また白い布が雪の地面に見立てるというW効果も！！
このような総合的な結果に至るには、すぐ目の前に正解が転がっているわけではなく、時間をかけ、様々な挑戦と失敗の経験から、一つ一つの解を積み重ね、合わせていくことが一番の近道だと思います。
問題や課題に対して100%の解決を1回で目指すのではなく、例えば10％ずつ小分けて解決していく方がプロジェクトの名において私たちが無理なく、また楽しみながら進んでいけるのかな？と。
このことは決してアートの世界に限らず、今を生きる私たちの生活の中にも大小様々な形で存在していると思います。家庭での問題、学校や職場での問題、地域や環境の問題などなど。
巷でよく聞く「問題解決力」といった言葉だと、個人的にもう聞き飽きてうんざりしているので・笑、「問題」ではなく、もっとわくわくするような「人生の醍醐味の一部」として捉え、楽しんでいこうよと。
きっとその先には豊かな生活があるはずだと、否、その歩む過程そのものを楽しくしていけることが「豊か生活」なんじゃないかなぁ～と最近感じています。そこでのアートの魅力は他にはない「心踊る美しさ」を生み出してくれることだと思います。
最後に改めまして、
このランタンツリーを通して参加者の皆さんにたくさんのご協力を頂き、またNPO法人まるの村本様、おにんこっとの皆様、二日目の準備から撤収までお手伝い頂いた山岸様、主催者のつくばセンター地区活性化協議会の皆様にも多大なご協力並びにご支援を頂き、本当にありがとうございました。
今年はあと22日の木版画年賀状作りを残すのみとなりました。実質、そこで今年度の活動は終了し、翌年1月~3月はお休みの期間に入ります。（3月14日と15日の2日間、2019年度の作品発表＋活動報告展を予定）
そしてその充電期間の後、4月から2020年度の活動が始まります！
今後とも地域の皆さんと自由で楽しい時間を共にしながら、創意工夫を凝らし、喜んでいただけるようなアートの時間を作っていきたいと思います。
それではまた！
【アルバム】
＜1日目（12月14日）＞
＜1日目（12月14日）＞
＜2日目（12月15日）＞
おしまい
コメント
コメントを投稿