12月のまるアート教室

12月7日(土)は朝からとても寒い一日でしたね。よくよくカレンダーを見てみると「大雪」と書かれており、二十四節季でいうところの雪が降り始める頃合となりました。

その日の午後は12月のまるアート教室、そして今年度最後の開催となりました。

ご参加いただいた参加者の皆様、そしてまるスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。


今回の内容は課題制作の「ランタンツリーづくり」を行いました。(つくば市で開かれるランタンアートへの参加は任意とさせていただきました)

クリスマスの雰囲気を演出しようと思い、私はサンタの帽子を被り、まるの玄関には赤と緑のテープが飾られ、また村本先生から制作中にクリスマスソングのBGMを流すという粋な計らい!



まるのアート教室で、このランタンツリーづくりは昨年を含め2回目の開催ですが、意外にも今年の参加者のほとんどが初めての経験!

そこで各ご家庭にアートコンパスで準備した「組み立て説明図」をお渡しし、私からは口頭で適宜説明を行いながら、和紙に絵を描く装飾までの難しい工程をみんなで順番に進めて行きました。


序盤の制作は神経をとても使う細かい作業なので、大人でも難しいところですが、その様子を見ていると小学低学年のお子さんでもやってみたい気持ちが抑えきれず、両面テープをお母さんと一緒に貼ってみたり、はがしてみたりと、手先を器用に使って上手に制作していました。


また装飾の工程に入ると「待ってました!」とばかりに子ども達の出番です。和紙の上にカラーペンやセロファンで生き生きと好きな対象を自由に描いていきます。そこにはやはり一人ひとりの個性が表れてきます。

大胆にセロファンの色彩を面で固める男の子、かたやカラーペンを使い分けながら対象を一つ一つきちんと描いていく女の子、描き方のコツを本から学び、この一年で描けるようになったたくさんの対象をリズミカルに画面いっぱいに描いていく男の子などなど。



そして時間内に見事7つの素晴らしいランタンツリーが完成しました!




最後に村本先生からは「まるの子ども達はアート教室を通してとても自信がつきました」というメッセージを頂き、月1回しか子ども達と会っていない私では到底気がつかない心理的な変化の側面を知ることが出来ました。

今日のアート教室でこれが出来るようになった!けれど、もしあのことが今の自分にはまだできないのであれば、「やってみたい!」という素直な気持ちに逆らわず、楽しみながら出来るようになればいいじゃないか!

そんな成長の階段を一緒に登りながら、一人ひとり異なる発達と感性のサポートを来年も引き続きさせていただければと思っています。

この一年間とても楽しい土曜日の午後をありがとうございました。

2020年は4月からの開催となり、その間の3ヶ月は空いてしまいますが、また皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。

まるの子ども達、保護者の皆様、まるスタッフの皆様、来年度も引き続きよろしくお願い致します。

それでは「良いお年を!」




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