試作品:輪ゴムの力で動く船づくり

 7月のまるアート教室(10日)とみんなのアート基礎講座(25日)は「輪ゴムの力で動く船づくり」を予定しています。

そこで今週末はその試作品を作り、そのチラシや作り方の説明書の作成を併せて行う予定です。

ちなみに昨年度の動くおもちゃシリーズは2つ。

一つは「輪ゴムの力で動くおもちゃ」

http://artcompassblog.blogspot.com/2020/05/blog-post_4.html

もう一つは「クランクで動くおもちゃ」

http://artcompassblog.blogspot.com/2020/07/blog-post_27.html

もともと参加者から「工作」の要望があり、また昨年度のコロナ下の状況で誕生したシリーズです。いわば、今回で「第三弾」となります!

難易度としては小学校低学年のお子さんでも作ることが出来るものなので、時期的に夏休みの工作や宿題等にも対応できるかと思います。


完成作品。名付けて「沖縄パイン号」
最近はまっているパイナップルジュースのパッケージをそのままに・笑
パイナップルがメインであれば、
装飾の部分でもその色や形をもっと改良することが出来ると反省・改善点。


それでは早速、見ていきましょう!


0.準備

基本道具と基本材料


基本材料:

・1000mlの紙パック(2個)

・ストロー(1本)

・竹ひご(1本)

・輪ゴム(3個)

・カラーテープ(赤・青・黄・緑・他)

基本道具:

・ハサミ

・カッター

・セロハンテープ

・定規

・きり(または画鋲)


1.機能

1-1:船体づくり

紙パックの側面を写真(↑)のように赤線箇所を切り取ります。

切り取った後、船首のところをホチキスでとめます。

もう一つの紙パックを船の操縦室にします。
そこで写真(↑↓)のように下から6cm(赤線)のところをカットします。

カットした下の部分はオールに活用します。

あせてみるとこんな感じ。


1-2:輪ゴムの動力とオールづくり

竹ひごが通る穴(赤点箇所)をきり(又は画鋲)で開けます。

きりで両サイドに穴を開け、竹串で穴を大きくします。

船体とオールの間の摩擦を防ぐためのストローの輪を二つ(幅5㎜)

先ほどカットした下部の底を抜き取り、二つのオールに利用します。

半分にカットしたものを写真(↑)のように竹ひご(20㎝)にテープでとめ、
半分に折り曲げてオールにします。(↓)



もう片方のオールをつける前に、オールと船体の間に先ほどのストロー。
中央に輪ゴムを一つ通しておきます。

オールの向きは正反対に取り付けます。
輪ゴムと竹ひごは、セロハンテープでとめます。

輪ゴムを3つつなぎ合わせ、写真(↑)のように、
船先にはさみで切り込みを入れたところに輪ゴムを通します。

この時点でオールを巻き、動くかどうか試してみてください。

船の操縦室の部分を写真(↑)のように切込みを入れます。
輪ゴムが通る正面、竹ひごが通る両側面に。

操縦室の紙パックを船体の紙パックに合わせると完成です。
なかなか様になっています!

後ろから


2.装飾

装飾に関しては、水にも対応がある程度可能な、カラービニールテープや油性のカラーペンなどを考えています。

私の場合、「沖縄パイン」のパッケージが素敵なので、あまりこのデザインを壊すことなく、黄色を基調にカラーテープで装飾してみました。

反省点としては(冒頭でもお話した通り)パイナップルがメインであれば、その色や形をもっと改良することが出来ると改善の余地あり。

本番までにちょっと改造しておきます・笑








おしまい。


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