8月のまるアート教室
まだまだ猛暑の日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
毎年お盆を過ぎれば、少し気温が落ち着くと思いますのでもうしばらくのご辛抱・・・と自分に毎日言い聞かせている今日この頃・笑
そんな昨日の午後、8月のまるアート教室を開催しました!
室内に冷房をかけていても少し動くだけで汗が流れ出てくる中、参加してくださった子供達、保護者の皆さん、そしてまるスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
今回は課題制作ではなく、みんなのアート広場形式(フリースタイル)を、特に小学生の参加が多かった為、事前に保護者の方々へ夏休みの宿題も合わせて見ることを、まるさんを通してお伝えさせていただきました。
夏休みの宿題はいかがだったでしょうか?(特にお父さん、お母さん達には無事に制作が終わってご安心していただけたでしょうか?)
何事もそうですが、人間が集まる場所、かかわるところ(コミュニティ)では予想外のこと、想像もつかないことが起こります。このアート教室も例外ではありません。
それでも事前に計画や予想はするものの、全てが予定通り進んでいく事はほとんどありません。まさにアート教室は「生きもの」です。
しかし、この何かが起こり、その場で即興的に、また柔軟にまるのスタッフの皆さんと行動を共にすることを楽しみにしている自分がいます。
そんな夏のアート教室において、個人的に3つの気づきがありましたので、このブログにてお伝えしようと思います!
去年の夏は確か課題制作:「ミニミニ行灯づくり」を行ったかと思います。その時は今年度のように多くのスタッフさんがいらっしゃらなかった為、正直、夏休みの宿題を一人ひとり見るという考えや余裕はなかったと思います。
しかし今の状況はスタッフさんやボランティアさんが各子供達に付き添って制作を一緒に楽しんでいただける為、私も一人の子供だけに付きっきりではなく、ある程度の自由度と余裕を頂いた中で、各子供達の制作を見て回ることが出来ます。
今回参加してくれた子供達7名の内、5名が小学生。その中でも3名の子供達が夏休みのしおりを持参し、その課題内容に沿って、また指定された画用紙に絵を描いていきました。
今日のアート教室でとても嬉しくなるような出来事がありました。
それは自閉症の男の子(小学1年生)がはじめ紙粘土や絵具での制作をしていたのですが、何かのきっかけではさみでトイレットペーパーのロール芯を切ることにとても興味を覚え、私が隣で付き添い、怪我をしないように見守っていました。
しかし、私の判断で「少し危ない」と思い、はさみを安全な場所へ移動し、別なことに関心が向くように男の子を誘導しました。
しばらくすると制作に飽きたのか?別のスタッフさんとともに玄関の方へ移動。(お散歩かな?→今回は炎天下の為中止)
全体的にも言える事なのですが、4月からの参加者がほぼリピーターの子供達で構成されています。そして回を重ねるごとに造形力の成長が見て取れました。まさに継続は力なりです!
そして徐々に一人ひとりの子供達の(今の)興味関心を私のほうでも把握できるようになってきました。それは言葉を換えると、彼ら彼女達に「こんなのやってみない?」とか「こういうの好き?」と言ったコミュニケーションのきっかけが生まれ、表現力がより豊になるだけでなく、「自信」、つまり「自己肯定感」を育むことにも繋がってきます。
わずかな成長や変化でも、個人的にこの短い時間の中で感じられたことは、一人ひとりの次のステップに進められるという意味でもとても大きいことだと思います。
【タイムスケジュール】
14:00~14:10 はじめに・ご挨拶
14:10~15:00 制作
15:00~15:05 小休憩(水分補給)
15:05~15:50 制作
15:50~16:00 後片付け
16:00~16:15 振り返り・作品発表
16:15~16:30 後片付け・解散
【参加者(19名+1匹)】
・年長(2名)、小学1年生(4名)、小学5年生(1名)
・保護者(6名)
・まるスタッフさん・ボランティアさん(5名)+ウィル(犬1匹)+中村
それではくれぐれも御体にはお気をつけて、この夏を楽しく乗り越えましょう!
次回も皆さんのご参加、お待ちしております!
毎年お盆を過ぎれば、少し気温が落ち着くと思いますのでもうしばらくのご辛抱・・・と自分に毎日言い聞かせている今日この頃・笑
そんな昨日の午後、8月のまるアート教室を開催しました!
室内に冷房をかけていても少し動くだけで汗が流れ出てくる中、参加してくださった子供達、保護者の皆さん、そしてまるスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
今回は課題制作ではなく、みんなのアート広場形式(フリースタイル)を、特に小学生の参加が多かった為、事前に保護者の方々へ夏休みの宿題も合わせて見ることを、まるさんを通してお伝えさせていただきました。
夏休みの宿題はいかがだったでしょうか?(特にお父さん、お母さん達には無事に制作が終わってご安心していただけたでしょうか?)
お父さんと一緒に参加した年長の女の子
ほとんど一人で全てを制作していました!
タイトルは「キーホルダー」
何事もそうですが、人間が集まる場所、かかわるところ(コミュニティ)では予想外のこと、想像もつかないことが起こります。このアート教室も例外ではありません。
それでも事前に計画や予想はするものの、全てが予定通り進んでいく事はほとんどありません。まさにアート教室は「生きもの」です。
しかし、この何かが起こり、その場で即興的に、また柔軟にまるのスタッフの皆さんと行動を共にすることを楽しみにしている自分がいます。
そんな夏のアート教室において、個人的に3つの気づきがありましたので、このブログにてお伝えしようと思います!
① 夏休みの宿題
去年の夏は確か課題制作:「ミニミニ行灯づくり」を行ったかと思います。その時は今年度のように多くのスタッフさんがいらっしゃらなかった為、正直、夏休みの宿題を一人ひとり見るという考えや余裕はなかったと思います。
しかし今の状況はスタッフさんやボランティアさんが各子供達に付き添って制作を一緒に楽しんでいただける為、私も一人の子供だけに付きっきりではなく、ある程度の自由度と余裕を頂いた中で、各子供達の制作を見て回ることが出来ます。
今回参加してくれた子供達7名の内、5名が小学生。その中でも3名の子供達が夏休みのしおりを持参し、その課題内容に沿って、また指定された画用紙に絵を描いていきました。
小学1年生の男の子
はじめイラストの本を見ながら犬や自分を描いていましたが、
なかなか思うように絵が進みませんでした。
そこで、まるで飼っているイヌのウィルと外に出て、水浴びしているところを
お父さんがスマホで何枚か撮影。
そのリアルな風景を見ながら、クレヨンと水彩絵具でどんどん描いていきました!
同じく小学1年生の男の子
自然をテーマにした絵画作品「森の中」です。
お母さんが絵を描きやすいようにイラストの本を持参。
そこから描きやすい対象(クワガタやひまわりなど)をクレヨンで描いていきました。
最後に水彩絵具で背景を着彩。
「水彩絵具で塗ること」がとても好きなようで、気持ちよさそうに描いていたのが印象的でした。
親子で様々な対象を描く実験室?
小学5年生の男の子
コチラは河童の貯金箱「カータン」と絵画作品!
素材とにらめっこをして、どうしたら出来るのか?
子供達やスタッフさんと話し合いながら制作を進行!
② アート教室は常に流動的!
今日のアート教室でとても嬉しくなるような出来事がありました。
それは自閉症の男の子(小学1年生)がはじめ紙粘土や絵具での制作をしていたのですが、何かのきっかけではさみでトイレットペーパーのロール芯を切ることにとても興味を覚え、私が隣で付き添い、怪我をしないように見守っていました。
しかし、私の判断で「少し危ない」と思い、はさみを安全な場所へ移動し、別なことに関心が向くように男の子を誘導しました。
しばらくすると制作に飽きたのか?別のスタッフさんとともに玄関の方へ移動。(お散歩かな?→今回は炎天下の為中止)
しばらくしてから玄関の方の様子を見に行くと、スタッフさんとその男の子がビニールテープと以前制作した海の生き物を使って室内を涼しく彩っているではありませんか!!
そしてその男の子ははさみを自由に駆使してすべてのビニールテープを切っていたそうです。(勿論、スタッフさんが付き添いのもと)
子どものその時その時の生きた興味関心を止めることなく、またスタッフさんたちの自由な発想や配慮のもと、このような制作風景がこのアート教室の時間内で発生したことがとても個人的に嬉しく思いました。
アート教室だから、室内でじっと座って制作するだけでなく、このような自由度があるからこそ、多様性が生まれ、個々の能力が育まれていくのだと強く感じたひと時でした。
クラゲやお魚などなど
百円ショップなどでも販売されているキラキラの絵具やのりで、
かつ「デカルコマニー」の絵画技法で描かれています。
③ 子供達(リピーター)の成長と連鎖反応
全体的にも言える事なのですが、4月からの参加者がほぼリピーターの子供達で構成されています。そして回を重ねるごとに造形力の成長が見て取れました。まさに継続は力なりです!
そして徐々に一人ひとりの子供達の(今の)興味関心を私のほうでも把握できるようになってきました。それは言葉を換えると、彼ら彼女達に「こんなのやってみない?」とか「こういうの好き?」と言ったコミュニケーションのきっかけが生まれ、表現力がより豊になるだけでなく、「自信」、つまり「自己肯定感」を育むことにも繋がってきます。
わずかな成長や変化でも、個人的にこの短い時間の中で感じられたことは、一人ひとりの次のステップに進められるという意味でもとても大きいことだと思います。
年長の男の子
最近は折り紙がとても好きとのこと。
今日は紙粘土でたくさんの動物を制作していきました!
ゾウさん、カバさん、ワニさん、お魚さん、ザリガニさんなどなど
2枚の板をつなぎ合わせて、広大な「草原」(タイトル)を表現!
タイトル「キーホルダー」
年長の女の子作品
もう一度言います、まだ年長さんですよ!(驚)
小学1年生の女の子
「ネコの遊び場」
家にあるネコのぬいぐるみを置いておく場所を
お父さんとお母さんと一緒に制作。
隣で制作していた女の子の折り紙が気になったのかな?
暖色を基調に色彩豊に表現されていますね!
【タイムスケジュール】
14:00~14:10 はじめに・ご挨拶
14:10~15:00 制作
15:00~15:05 小休憩(水分補給)
15:05~15:50 制作
15:50~16:00 後片付け
16:00~16:15 振り返り・作品発表
16:15~16:30 後片付け・解散
【参加者(19名+1匹)】
・年長(2名)、小学1年生(4名)、小学5年生(1名)
・保護者(6名)
・まるスタッフさん・ボランティアさん(5名)+ウィル(犬1匹)+中村
次回のお知らせです。
日時: 9月14日(土)14:00~16:30
会場: NPO法人まる(筑西市)
内容: みんなのアート広場形式(フリースタイル)を検討中
それではくれぐれも御体にはお気をつけて、この夏を楽しく乗り越えましょう!
次回も皆さんのご参加、お待ちしております!
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