11月のまるアート教室


今日は秋晴れの気持ちの良い日となりました!

筑西市へ向かう途中、つくば市東大通りの並木や筑波山が紅葉で彩られ、とても美しく、目を癒されながら今年の秋を満喫。(といっても二十四節季の「立冬」が過ぎたから、季節はもう冬なのかな?)

本日のまるアート教室に参加してくれた子どもたち、まるスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。

●概要
内容:自由制作(フリースタイル)+スチレンボード版画
日時:2020年11月14日(土)14:00~16:00
場所:NPO法人まる(筑西市)
参加者:5名(年長~小学6年生)+まるスタッフ4名+中村の計10名


ペットボトルの中にどんぐりやビーズや割り箸など様々な素材を詰めて、
シャカシャカ振ると音が鳴る作品を制作中。


今日のアート教室を一言で総括すると、「子どもたちが自分を主張し始めている」といった感じでしょうか?

アート教室終了後、スタッフさんと甘い和菓子をいただきながら(いつもありがとうございます)振り返っている時に、スタッフさんから「〇〇くんや〇〇ちゃんが以前よりも自分を主張し始めていますよね」とのお話をいただきました。

私は月に一回しか子どもたちと会わないので毎週対応しているスタッフさんからその変化を言われてみると確かにそうだなぁ~と納得。というのも今日の子どもたちとの会話からいろいろなことが伺えたからです。

例えば、今回はサポートが必要なお子さん二人に私がつき、スチレンボード版画を一緒にやろうと思っていたら、そのうちの一人から「(自由課題だから)今日鉛筆を持ってきたから使ってもいい?」と尋ねられたり、もう一人からは私の手を引っ張って「先生、先生!」といって材料を一緒に取りに行ったり、筆洗器の水を取り替えたりと、いつもより積極的な行動が見られたような気がします。

確かにアート作品を作り上げることも大切なことですが、そこに至る過程の中で、子どもたち同士やスタッフさんとの会話、描く・手で触ってつくる・道具を使って切る貼る、などの行為一つひとつに喜びを見出していたり、個人的には一人ひとりの発達の中で必要とされる行為の成長に主眼を置きながら接してみました。

それらのことを頭の中でわかっていたつもりでしたが、今日は確かにそのことを実感できたなぁ~と思えたアート教室でした。

そして、以前心理面で不安定だった子どもたちも今ではすっかり笑顔を取り戻し、生き生きしていたのがとっても印象的でした。この上向きの流れを止めないよう今後も見守っていく必要があります。


今日は本当にたくさんの作品を制作しました。
音のなる作品のほかに、ストローとプラスチック容器を組み合わせて
ストローの口から息を吹くと、ビニールテープがひらひらと動く作品。
夏ころからお気に入りの「ハサミでテープを切ること」も今日はたくさん経験できました。


黒ネコの部屋を表現。
TV、ソファー、ベット、食べものも充実してます!

紙粘土で作ったネコの表情に味がありますね~


タブレットで検索した「アイアンマン」を制作。
作品は時間内に終わりませんでしたが、アイアンマンのポーズがバッチリ決まりました!


コチラは自分の手に取り付けることができるアイアンマンの武器?かな。


当初、スチレンボード版画を行っていましたが、
途中から紙粘土に夢中になって制作していました。

作品タイトルは「下館駅」
電車や駅にあるホットドック屋さんやコーヒー店が並んでいます。
自分の身近な体験をしかっりと立体作品に表現できました!




タイトルは誕生日パーティー
テーブルいっぱいに並べられた作品がそのパーティーのにぎやかさを物語っています!

コチラはスタッフさんが制作したツリーの試作品です。
手のひらサイズの大きさなのでとってもかわいいです!


さて、次回のお知らせです。

次回は「ランタンツリー」を制作します。
日時:12月5日(土)14:00~16:00 ※今回は第一週目の土曜日です。
場所:NPO法人まる(筑西市)

加えて、毎年1月~3月の間はアートコンパスの活動をお休みさせていただいているのですが、まるアート教室は引き続き開催いたします。基本毎月第二土曜日ですが、(現在、日程を調整中)詳細については追ってご連絡させていただきます。

それではまた!


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