オンラインとオフラインが融け合う世界?①
先日のGW(5月5日)にLearning by Creation主催のオンライン講演・対談「コロナ後の社会と教育の可能性」をライブで視聴していた時、登壇されたIT批評家の尾原和啓氏のお話がとっても面白くて興味を覚え、彼が関わっている書籍を何冊か購入し、改めてオンラインについて勉強を始めてみました。
以下にその時のお話がYou-tubeで視聴できます。また苫野氏のお話も面白いです。個人的に彼のお勧めの本をブログの最後に添付しますので、ご興味のある方は是非ご参照ください。
※赤字をクリックするとそのリンクページへ移動します。
Learn by Creation オンライン vol2: コロナ後の社会と教育の可能性
苫野一徳 (教育哲学者)X 尾原 和啓(フューチャリスト)
個人的な話で言えば、私はホームページを専用ソフトで作成したり、FacebookやGoogleのソフトなど、自身の活動に必要な際、その都度独学で習得し活用している感じです。
ですが、ここ数年の目まぐるしいオンライン上の様々なアプリやシステム等については正直ついていけず疎い方だと思っています。
ご存じのようにコロナウイルスによる自粛活動を受け、アートコンパスでもオンライン会議アプリのZoomを活用したオンラインアートワークショップも先週末からスタートし、これを機会にもう少し「オンライン」について深堀していきたいと思っていた時でした。
話を最初に戻すと、購入した本の中で以下がとても面白く、頭の中を整理する上で少し要約しておきたいと思い、今このブログに書いている次第です。
今、日本に住む私たちの生活において、ICT機器などを利用したデジタルの世界について言及すると、少なくとも「オフラインを軸にしてオンラインを活用する」がピッタリ当てはまるフレーズだと思います。
けれどもし、このオフラインとオンラインが逆転した世界が今この世の中に存在するとしたら?、さらにそのオフとオンが融合した世界が存在するとしたら?、それはどんな世界なのでしょうか?
この本では中国、米国などを例に、まさに今この時をオフとオンが融合した日常生活が存在し、今の日本と比較しながら4章に渡って書かれています。
ちょっと話がそれますが、個人的に癒されるお気に入りのYou-tube番組がいくつかあり、例えば犬や猫などの動物もの、キャンプなどの自然もの、そして私は習字の番組が好きで、その美しい書体が墨と共に流れるように書かれていく動画に癒されています。
その書道の番組の一つに、中国の男性がおそらく家業とする書を中心に、家族との料理や友人たちとの買い物など日常生活の動画が随時アップされているのですが(中国語はわからないので会話の内容も全くわかりません)、その買い物の際、街の全てのお店では自前のスマホとお店のQRコード?で全て決済が完結しています。見るからに決して都会とは言えない田舎の風景、それも露店が立ち並ぶお店の中でのことです。
その時はなんとなく「中国はITがきっと進んでいるんだなぁ~」としか思っていませんでしたが、この本を読んで、そして今ネットニュースなどで報道されている中国の表層的な情報群が全て合点した感覚を覚えました。
「そういことか!」
今回ちょっと話が長くなりそうなので1回目はここまでとします。
次回に続く・・・
<参照>
アートを語るうえで「自由」は欠かせない存在です。
その自由について苫野氏が言及する「自由の相互承認」について個人(Art Compass)的に大きく影響を受けています。
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