第8回 みんなのアート基礎講座を終えて
今日は三連休最後の日曜日、阿見町中央公民館にて、みんなのアート基礎講座を開催しました。
そして気がつけば、11月最後の日曜日!?本当に一年があっという間です!
今回参加してくださった多くの方々が遠方から阿見町まで起こし頂き、貴重なお時間を本当にありがとうございます。
今回の基礎講座は、日本の芸術分野に古くから存在する「見立て」を学びながら、「私の箱庭」をテーマに約20cm四方の箱の中に思い思いの世界を身の回りの素材を利用して自由に表現していただきました。
講座のはじめに、久しく遠ざかっていたプロジェクターによるレクチャーを通して、参加者の皆さんと一緒に「見立て」や「箱庭」の情報を共有し、その後に各自制作に入っていただきました。
箱庭に使用する基本的な素材はコチラでご用意しましたが、任意で参加者の皆さんにもあらかじめ利用できそうな材料の持参をお願いしていました。
マニキュアやネイルアートの素材、小枝や石などの自然物、はたまたガチャガチャで出てきそうな恐竜や動物のおもちゃなどなど。
結果、箱庭素材の持参を任意でお願いしたことがよかったと思っています。なぜならその素材一つ一つから、その人の個性が作品に大きく反映されるからです。
そして、随所に生かされた素材が、そのまま箱の中の物語とともに相乗効果的なインパクトを与えていたのではないかと思います。
そして振り返りの時間では、以下の3点について発表を行っていただきました。
1.作品のタイトル
2.身の回りの素材で何を見立ててみたのか?
3.難しかった点、次回に挑戦してみたいこと
参加者一人ひとりの「私の箱庭」の中に、一見見ただけでは分からない独創的な物語が語られ、たくさんの発見や驚きがありました。(以下)
結果、私は進行役、参加者とのコミュニケーションに徹するべきだと再確認しました。
そのため講座の最初と最後では、参加者の皆さんにいろいろと手伝っていただき、本当にありがとうございました。
そしてゆーきさん、お写真のご提供ありがとうございます。
また振り返りの時、参加者の方から興味深いお話がありました。
それは制作中に、「それは見立てではなく、ジオラマじゃないのか?」という疑問点です。
このことについて次回のブログで補足として皆さんにお話したいと思います。
第9回みんなのアート基礎講座
日時: 12月22日(土)13:30~16:30
場所: 阿見町中央公民館・多目的室(1階)
※未就学児童及び小学低学年生にはモノプリント版画をご用意しています。
昨年度の模様はコチラをクリック
そして気がつけば、11月最後の日曜日!?本当に一年があっという間です!
今回参加してくださった多くの方々が遠方から阿見町まで起こし頂き、貴重なお時間を本当にありがとうございます。
上: 参加者の皆さん
下: 机の上に並べられた「私の箱庭」
下: 机の上に並べられた「私の箱庭」
今回の基礎講座は、日本の芸術分野に古くから存在する「見立て」を学びながら、「私の箱庭」をテーマに約20cm四方の箱の中に思い思いの世界を身の回りの素材を利用して自由に表現していただきました。
講座のはじめに、久しく遠ざかっていたプロジェクターによるレクチャーを通して、参加者の皆さんと一緒に「見立て」や「箱庭」の情報を共有し、その後に各自制作に入っていただきました。
箱庭に使用する基本的な素材はコチラでご用意しましたが、任意で参加者の皆さんにもあらかじめ利用できそうな材料の持参をお願いしていました。
マニキュアやネイルアートの素材、小枝や石などの自然物、はたまたガチャガチャで出てきそうな恐竜や動物のおもちゃなどなど。
結果、箱庭素材の持参を任意でお願いしたことがよかったと思っています。なぜならその素材一つ一つから、その人の個性が作品に大きく反映されるからです。
そして、随所に生かされた素材が、そのまま箱の中の物語とともに相乗効果的なインパクトを与えていたのではないかと思います。
ネイルアートやキラキラな飾りの素材が机の上に置かれています。
そして振り返りの時間では、以下の3点について発表を行っていただきました。
1.作品のタイトル
2.身の回りの素材で何を見立ててみたのか?
3.難しかった点、次回に挑戦してみたいこと
発表の様子
参加者の皆さんは他の作品にも興味津々です。
参加者一人ひとりの「私の箱庭」の中に、一見見ただけでは分からない独創的な物語が語られ、たくさんの発見や驚きがありました。(以下)
「満月の夜空」
ネイルアートの素材を生かしながら
満月の夜空を美しく繊細に表現されていました。
また海・砂浜と夜空のコントラストが目を引きます。
個人的に映画の「コンタクト」(ジョディー・フォスター主演)のシーンを思い起こしました。
「?」
マニキュアやネイルアートの素材を生かしながら
海と砂浜の様子を淡い色使いで表現しています。
他の参加者の方からは四隅の木がいいよね!との意見も。
海つながりの親子作品ですね!
「海の世界」
制作時間、およそ20分(早)
いつ何時、思いっきりが大切ですよね!
赤いセロハンを火山の噴火
青や緑色の寒色のビー玉や素材を集めて海に
小さな木材を砂浜のカニに見立てたり!
一つ一つに意味が凝縮されています。
お母さんのアドバイスを頂きながらの発表でした。
「ペンギンよ!アザラシから逃げろ!!」
制作のはじめにマインドマップを私と一緒に行いながら
箱庭の設定を考えていきました。
結果、北極や南極などの氷の世界に興味を示し、
お母さんと相談しながら
白い木材を流氷、小石を卵、青のセロハンを海などに見立てて表現していきました!
「月面」
紙粘土の素材を生かした月面のマチエール
そして箱の壁には丸いスポンジをハンコとして生かした惑星が浮かんでいます!
中央には宇宙船やその残骸かな?
「人類が滅亡したけど、自分だけが生き残ったから、キャンプをしている」
部屋の明かりを消すと、中央のキャンプファイヤーの火と
周りの電球の灯りがつく工夫がされています。
皆さんが同じ状況だったら何をしますか?
暗闇バージョン
凄~い!!!
「砂漠の宝をゲットせよ!」
宝箱の上にはボスキャラかな?
その宝めがけて主人公の少年(参加者の男の子)が戦いに挑んだ空間構成になっています。
コチラは宝を守るボスキャラからの視点
丁寧に物語を説明してくれました。
「国」
いろいろなおもちゃが箱の中をにぎやかにしていますね~
その動物達は箱の外に飛び出して、制作時間中に見立ての空間が拡大していましたね~
最後に今回の反省点として、終始私がドタバタとしてしまったこと。
原因として会場のセッティングや荷物の搬入搬出、準備等に講座によってかなりの時間差が出ること。今回は特に時間がかかりすぎてしまっている点。この点については来年度に向けて改善していきたいと思います。
また講座中、任意で参加者の皆さんにプリントされた全身像を配布するために、その作業を行ってしまったため、参加者特に子供達と十分なコミュニケーション(見立てや素材の扱い方など)が出来なかったこと。
結果、私は進行役、参加者とのコミュニケーションに徹するべきだと再確認しました。
そのため講座の最初と最後では、参加者の皆さんにいろいろと手伝っていただき、本当にありがとうございました。
そしてゆーきさん、お写真のご提供ありがとうございます。
また振り返りの時、参加者の方から興味深いお話がありました。
それは制作中に、「それは見立てではなく、ジオラマじゃないのか?」という疑問点です。
このことについて次回のブログで補足として皆さんにお話したいと思います。
おしまい!
次回のお知らせ:
今年最後のみんなのアート基礎講座は木版画による年賀状づくりを行います!皆さんのご参加、お待ちしています!第9回みんなのアート基礎講座
日時: 12月22日(土)13:30~16:30
場所: 阿見町中央公民館・多目的室(1階)
※未就学児童及び小学低学年生にはモノプリント版画をご用意しています。
昨年度の模様はコチラをクリック
コメント
コメントを投稿