10月のアート教室 @まる
本日秋晴れの午後、NPO法人まるにて10月のアート教室を開催しました。
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、本日は楽しい時間をありがとうございました!
10月はどの週末も子供達の運動会や学園祭、バザーなど秋のイベントで、アート教室の日程と折り合いがつかず、今回の参加者は年中の男の子(K君)とそのお母さん、村本さんたちまるのスタッフ2名と私の計5名でテーブルを囲み、「大きな顔」をテーマにコラージュ作品を制作しました。
今回は「鑑賞」と「表現(制作)」の二部構成で行ってみました。
これまでのアート教室は「表現(制作)」と「振り返り」がメインでしたが、そこに「鑑賞」を導入。
はじめにプロジェクターを使用して「コラージュ」の概要説明と様々なコラージュ作品をなるべくたくさん映し出し、子供達の感性にうったえかけ、興味・関心をもってもらい、作品中に描かれている対象や使われている様々な素材についておしゃべりをしながら「鑑賞」を一緒に学んでいきました。
そして次に「表現(制作)」。
今回コラージュにした理由は、前回の粘土制作に続き、「手先を使って素材と会話すること」が裏テーマでした。
「大きな顔」を表のテーマに参加者の皆さんとおしゃべりをしながら、持参してきた様々なコラージュ素材をちぎったり、はさみで切ったりしながら、八つ切りサイズの画用紙に各々が表現したい大きな顔を鉛筆で下書きし、その上にコラージュしていきました。
K君はお母さんとあらかじめ「大きな顔」をハロウィンのかぼちゃにすることを決めてきていたようで、私はK君の隣に座り、一緒に制作を行っていきました。今日は特別の個人レッスンです(笑)
たくさん集めていたチラシの中から、かぼちゃの色=オレンジ色をはじめとした暖色の紙を選別し、私がおそらくこの大きさがK君にとって心地よいと思われる大きさにちぎり、そのちぎった紙をK君が糊をつけて鉛筆で描いた下書きのラインに沿って次々と貼っていきました。
それはまるでおもちつきの「おもちをつく人=K君」と「おもちを返す人=私」の呼吸の合ったコミュニケーション?
実際は、K君は何の躊躇もなくノンストップでどんどんと貼っていきます。その一方で私は何度もその軽快な速さについていけず、たびたびK君の制作を中断させてしまいました。(笑)
子供が夢中になった時の勢いは本当に力強い!
それから画面いっぱいに貼り終えた頃、私からペンや絵具でその上から重ね塗りしていくことを提案すると、快く受け入れてくれて、黒色の紙で貼った目や鼻や口を中心に青・みどり・黒色などをこれまた慣れた筆さばき、かつ上手に水を足しながら着彩していきました。
「あれっ?K君ってこんなに自分ひとりで制作ができる子だったかな?」と思うほどに。
制作終了後、後片付けをみんなで一緒に行い、「そういえば休憩を取らなかったね!」と、皆さんと一緒にお茶とお菓子をいただきながら、そのまま振り返りの時間に。
スタッフの皆さんがとても自然な会話の流れの中で、K君に作品について問いかけ、(最近発表会があったのかな?)自分が表現したことをしっかりと答えていました。
帰り際、大事そうに2枚の作品を重ねて持ち帰っている姿がとても印象に残りました。
さて次回のアート教室ですが、、、、まだ内容を決めていません。
ですが、芸術の秋にふさわしい平面の内容を考えています。詳細が決まり次第、ご連絡させていただきます。尚、日程は以下の通りです。
11月のアート教室
日時: 11月10日(土)14時~16時
場所: NPO法人まる
それではまた!
【展覧会のお話】
テーブルを囲んで皆さんと一緒に作品を制作している時、まるの村本さんから子供達の作品がだいぶたまってきていることをお聞きし、いつか子供達の展覧会をしたいよね!といった話になりました。
場所は近所の展示スペース会場などを利用して、みんなでわいわい楽しく!まだ話が今日の今日なので、今後のアート教室でも保護者の皆さんともいろいろと話をしていきながら開催に向けて検討していきたいと思っています!
【近所にある公園】
まるでのアートプログラムを考えていく中で、いつも室内での個人ワーク中心だけではなく、その反対にグループワークや屋外ワークも年に数回実施していきたいと考えています。勿論、まるスタッフの皆さんや保護者の皆さんとの協議の上で。
先日、アートコンパスで開催した「みんなのアート基礎講座」にて霞ヶ浦総合公園で写生会を行い、たまには屋外での制作も気持ちがいいものだなぁ~と実感し、まるの子供達にも屋外での制作が出来ないかな?と。
例えば、まるの近所でちょっとした公園でもないかな?と前々から思っていて、今日、村本さんに尋ねてみたところ、歩いてすぐのところにあるということでした。そこでアート教室が終了後、一緒に見に行くことになりました。(お忙しい中、ありがとうございました。)
正直、写生会に向いている場所ではありませんが、まるの子供達の人数(約10名)にちょうど良い大きさの砂場があるではありませんか!!
屋外のワークの一つで、砂を使った本気の砂遊びをやってみたいなぁ~と思っていたところなので、年が明けて気温がもう少し暖かくなってきたら、みんなで一緒にやりたい!と、私の勝手な独り言ですが目論み中です!(笑)
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、本日は楽しい時間をありがとうございました!
10月はどの週末も子供達の運動会や学園祭、バザーなど秋のイベントで、アート教室の日程と折り合いがつかず、今回の参加者は年中の男の子(K君)とそのお母さん、村本さんたちまるのスタッフ2名と私の計5名でテーブルを囲み、「大きな顔」をテーマにコラージュ作品を制作しました。
今回は「鑑賞」と「表現(制作)」の二部構成で行ってみました。
これまでのアート教室は「表現(制作)」と「振り返り」がメインでしたが、そこに「鑑賞」を導入。
はじめにプロジェクターを使用して「コラージュ」の概要説明と様々なコラージュ作品をなるべくたくさん映し出し、子供達の感性にうったえかけ、興味・関心をもってもらい、作品中に描かれている対象や使われている様々な素材についておしゃべりをしながら「鑑賞」を一緒に学んでいきました。
そして次に「表現(制作)」。
今回コラージュにした理由は、前回の粘土制作に続き、「手先を使って素材と会話すること」が裏テーマでした。
「大きな顔」を表のテーマに参加者の皆さんとおしゃべりをしながら、持参してきた様々なコラージュ素材をちぎったり、はさみで切ったりしながら、八つ切りサイズの画用紙に各々が表現したい大きな顔を鉛筆で下書きし、その上にコラージュしていきました。
ハローウィンと言えば「かぼちゃ」ですよね。
チラシを収集することが大好きというK君の作品です。
紅葉の落ち葉が重なり合ったようなマチエール(絵肌)が印象的です。
たくさん集めていたチラシの中から、かぼちゃの色=オレンジ色をはじめとした暖色の紙を選別し、私がおそらくこの大きさがK君にとって心地よいと思われる大きさにちぎり、そのちぎった紙をK君が糊をつけて鉛筆で描いた下書きのラインに沿って次々と貼っていきました。
それはまるでおもちつきの「おもちをつく人=K君」と「おもちを返す人=私」の呼吸の合ったコミュニケーション?
実際は、K君は何の躊躇もなくノンストップでどんどんと貼っていきます。その一方で私は何度もその軽快な速さについていけず、たびたびK君の制作を中断させてしまいました。(笑)
子供が夢中になった時の勢いは本当に力強い!
それから画面いっぱいに貼り終えた頃、私からペンや絵具でその上から重ね塗りしていくことを提案すると、快く受け入れてくれて、黒色の紙で貼った目や鼻や口を中心に青・みどり・黒色などをこれまた慣れた筆さばき、かつ上手に水を足しながら着彩していきました。
「あれっ?K君ってこんなに自分ひとりで制作ができる子だったかな?」と思うほどに。
かぼちゃの作品を完成後、K君の好きな色=青色をきっかけに
海の中の様々なお魚を表現していきました。
制作終了後、後片付けをみんなで一緒に行い、「そういえば休憩を取らなかったね!」と、皆さんと一緒にお茶とお菓子をいただきながら、そのまま振り返りの時間に。
スタッフの皆さんがとても自然な会話の流れの中で、K君に作品について問いかけ、(最近発表会があったのかな?)自分が表現したことをしっかりと答えていました。
帰り際、大事そうに2枚の作品を重ねて持ち帰っている姿がとても印象に残りました。
ギャラリー
コラージュの面白さの一つに、コラージュの素材に描かれている対象を利用することがあります。
例えばこのウサギの目には2足の靴が貼られています。
靴の光沢やかかと内側の部分の明るい箇所が目の輝きとして、
そしてピンク色の毛布の写真がそのままウサギの毛並みとして表現されています!
素晴らしい作品です!
かばの口を開いた大きな顔が表現されています。
点描画のような様々な色が集まり、
やさしい魅力的なフォルムとともに表現されています。
流石です!
K君のお母さんの作品
キャラクターのじまじろう
よ~く見ると貼り合わせた帽子と洋服の明暗から
光の流れが右上から左下への方向の意識で制作されています!
さて次回のアート教室ですが、、、、まだ内容を決めていません。
ですが、芸術の秋にふさわしい平面の内容を考えています。詳細が決まり次第、ご連絡させていただきます。尚、日程は以下の通りです。
11月のアート教室
日時: 11月10日(土)14時~16時
場所: NPO法人まる
それではまた!
追伸:
【展覧会のお話】
テーブルを囲んで皆さんと一緒に作品を制作している時、まるの村本さんから子供達の作品がだいぶたまってきていることをお聞きし、いつか子供達の展覧会をしたいよね!といった話になりました。
場所は近所の展示スペース会場などを利用して、みんなでわいわい楽しく!まだ話が今日の今日なので、今後のアート教室でも保護者の皆さんともいろいろと話をしていきながら開催に向けて検討していきたいと思っています!
【近所にある公園】
まるでのアートプログラムを考えていく中で、いつも室内での個人ワーク中心だけではなく、その反対にグループワークや屋外ワークも年に数回実施していきたいと考えています。勿論、まるスタッフの皆さんや保護者の皆さんとの協議の上で。
先日、アートコンパスで開催した「みんなのアート基礎講座」にて霞ヶ浦総合公園で写生会を行い、たまには屋外での制作も気持ちがいいものだなぁ~と実感し、まるの子供達にも屋外での制作が出来ないかな?と。
例えば、まるの近所でちょっとした公園でもないかな?と前々から思っていて、今日、村本さんに尋ねてみたところ、歩いてすぐのところにあるということでした。そこでアート教室が終了後、一緒に見に行くことになりました。(お忙しい中、ありがとうございました。)
正直、写生会に向いている場所ではありませんが、まるの子供達の人数(約10名)にちょうど良い大きさの砂場があるではありませんか!!
屋外のワークの一つで、砂を使った本気の砂遊びをやってみたいなぁ~と思っていたところなので、年が明けて気温がもう少し暖かくなってきたら、みんなで一緒にやりたい!と、私の勝手な独り言ですが目論み中です!(笑)
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