アンケートと年間講座内容の変更
アンケートについて、昨年度はアンケートを実施すると公言していたにもかかわらず、実行に移せずじまいでした。
ですが、おかげさまで今年度から講座の最後に参加者の皆さんにアンケートのご協力をいただいたおります。
そもそもこのアンケートの最大の目的は、参加者の皆さんのご意見、またご希望・ご要望をアートコンパスの活動内容に反映し、学びやすい美術の場を少しずつ皆さんと一緒にかたちにしていくことにあります。
別な言い方をすれば、「教師(私)本位」ではなく「学習者(参加者)本位」のためのささやかな試みです。
そしてまだ2回の実施にもかかわらず、様々なご意見(特に開いて欲しい講座)をいただきました。(以下)
そこで、皆さんのご意見を反映すべく、今年度の「みんなのアート基礎講座」の講座内容を以下のように変更してみました。
あくまでも暫定ですので、今後また様々なご意見をいただきながら柔軟に変更していく予定です。
なかなかご意見全部を反映することは難しいのですが、例えば「画材(絵の具等)の基本的な特徴とその使い方」「描き方の技法」のご意見について、「みんなのアート基礎講座」にて実践することも可能ですが、来年度から実施予定の「仮称:みんなのわくわくアート工房」において、専門の講師の方をお呼びし講座を開いたり、または「みんなのアートプロジェクト」において、有志の方たちとともに、絵具工場へ見学に行くなど、その方法は様々です。
また最近、「絵画教室はやっていないのですか?」というお問い合わせをよく聞くようになりました。
例えば考え方として、
いきなり全ての仕組みが整備された絵画教室を準備・実施するよりも、来年度から月1回程度で「仮称:みんなの絵画広場・絵画道場」なるものを試験的に実施し、参加者の皆さんの声を反映していきながら建設的に「絵画を主体的に楽しく学んでいく居場所」をつくりあげていくことも可能ではないかと、漠然と考えています。
さらに個人的な夢をこの場で語らせていただければ、
今後、アートコンパスが少しずつ成長し、その事業を私個人ではなくNPO法人として展開していき、松下幸之助翁の言う「社会の公器」として地域に受け入れられ、持続可能な学びの場を次の世代へと引き渡していけたらなぁ〜とも考えています。
なにはともあれ、二ノ宮金次郎(尊徳)の言葉を引用すれば、
つまり、小さなことを積み重ね、やがて大きな発展に結びつく、といった意味でしょうか。
少しずつ、少しずつ、あわてず、ゆっくりと、けれど確実にポイントを押さえていきながら、皆さんと一緒に歩を揃えて前進していきたいと思います。
それではまた!
追伸:
最近読んだ本で、とても勉強になった書籍に出会いました。
これまでの日本教育の型を戦前から続く3つの枠組み:「与える教育」「教師主導(本位)」「集団的一斉主義」を「選ぶ教育」「学習者本位」「個性の尊重」へと乗り越えていく内容が凝縮しています。久しぶりに鳥肌が立ちました!教育関係者だけでなく、お子さんをお持ちの保護者の方たちにも是非お勧めの本です。
ですが、おかげさまで今年度から講座の最後に参加者の皆さんにアンケートのご協力をいただいたおります。
そもそもこのアンケートの最大の目的は、参加者の皆さんのご意見、またご希望・ご要望をアートコンパスの活動内容に反映し、学びやすい美術の場を少しずつ皆さんと一緒にかたちにしていくことにあります。
別な言い方をすれば、「教師(私)本位」ではなく「学習者(参加者)本位」のためのささやかな試みです。
そしてまだ2回の実施にもかかわらず、様々なご意見(特に開いて欲しい講座)をいただきました。(以下)
- ねんど
- みじかな野菜等を描く
- 画材(絵の具等)の基本的な特徴とその使い方
- 描き方の技法etc
- 季節的なものを作れるとうれしいです
- 今年はてぬぐいつくりたいです。
- 子供でもできる自由な作品があったらいいなと思います。
- 立体物の制作
- ピカソなどのアーティスト学習からの実技・実践など(やっていらしてましたよね。たしか「お面づくり」受けてみたかったです。ぜひもう1度おねがいします)
- 絵画の講座「抽象絵画を描こう!」と「洞窟壁画を学ぼう!」の受講を希望しています。(お電話にて)
そこで、皆さんのご意見を反映すべく、今年度の「みんなのアート基礎講座」の講座内容を以下のように変更してみました。
あくまでも暫定ですので、今後また様々なご意見をいただきながら柔軟に変更していく予定です。
※ 変更箇所=赤字
また最近、「絵画教室はやっていないのですか?」というお問い合わせをよく聞くようになりました。
例えば考え方として、
いきなり全ての仕組みが整備された絵画教室を準備・実施するよりも、来年度から月1回程度で「仮称:みんなの絵画広場・絵画道場」なるものを試験的に実施し、参加者の皆さんの声を反映していきながら建設的に「絵画を主体的に楽しく学んでいく居場所」をつくりあげていくことも可能ではないかと、漠然と考えています。
さらに個人的な夢をこの場で語らせていただければ、
今後、アートコンパスが少しずつ成長し、その事業を私個人ではなくNPO法人として展開していき、松下幸之助翁の言う「社会の公器」として地域に受け入れられ、持続可能な学びの場を次の世代へと引き渡していけたらなぁ〜とも考えています。
なにはともあれ、二ノ宮金次郎(尊徳)の言葉を引用すれば、
「積小為大(せきしょういだい)」
つまり、小さなことを積み重ね、やがて大きな発展に結びつく、といった意味でしょうか。
少しずつ、少しずつ、あわてず、ゆっくりと、けれど確実にポイントを押さえていきながら、皆さんと一緒に歩を揃えて前進していきたいと思います。
それではまた!
追伸:
最近読んだ本で、とても勉強になった書籍に出会いました。
これまでの日本教育の型を戦前から続く3つの枠組み:「与える教育」「教師主導(本位)」「集団的一斉主義」を「選ぶ教育」「学習者本位」「個性の尊重」へと乗り越えていく内容が凝縮しています。久しぶりに鳥肌が立ちました!教育関係者だけでなく、お子さんをお持ちの保護者の方たちにも是非お勧めの本です。
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