2月の個別アート支援を終えて


2月4日の今日は「立春」

ここ数日は冷え込みが厳しく、本来の2月らしい寒さが続きますが、やはりこの歳には寒さがこたえますね~・笑。そして天気予報では明日と明後日が雪マークです。

昨日が節分で、今日が立春だからなのか?N子ちゃんの家に向かう道中、いたるところで農家さんたちが野焼きを行っていて、あちこちでその煙が空を漂っていました。特に筑波山を背景に幻想的な煙が青龍のようにたなびいていて、初め野焼きの煙とは気づかず「初めて見る雲で幻想的だなぁ~」と感動していたら、野焼きの煙だと・・・


さて、今日の個別アート支援は前回に残り少なくなった2色の緑色の絵の具を新たに補充し、N子ちゃんは木馬脚部の残りを着彩していきました。そして全ての脚を塗り終わると、彼女の中でおそらく緑色の部分でバランスの悪いと思われる個所を丁寧に新たな緑色で重ね塗りをしていきました。全体のバランスをよ~く観察しています。

私の方でも丁度良いタイミングでまだ塗られていない箇所は同じ緑色にするの?それとも別の色で塗るの?と聞いてみると、別の色で塗るとの答え。

今後の進行としては次回、別の色で着彩して、そこから細部の着色や模様が入るのか?もう暫くN子ちゃんの様子を見守っていきたいと思います。


一方、お母さんの方はというと、リトミック教室のお子さん達とのアート作品を見せていただきました。子供たちの特性や様子を観察しながら、一般的な道具である筆やフィンガーペインティングだけではなく、百円ショップなどで販売されている化粧品のスポンジ(パウダーブラシ?)で自由に描いてみたところ、とても素敵な表現が生まれたとのこと。

決してテーマがあるわけではありませんが(小さいお子さんにはテーマが逆に縛りとなってしまう場合があります)その痕跡から子どもたちの嬉々とした感情が見事に表出されていました。そこでお母さんの次なる作戦として、洗濯糊とラメパウダーを混ぜての実験です。

このような一連の造形操作はとても大切なことで、子どもだけでなく大人にも新たな発見が見つかる場合がありますし、「アートというものはこういうもの」という常識や自分の中にある固定概念を破るにも効果てきめんです。

もし良かったら以前アートコンパスでも素材や材料の造形操作の基礎講座を行ったことがあるので、その時の振り返りブログを以下にリンクしておきます。ご興味のある方は是非のぞいてみてください。



その他にも私のこの一ヶ月の近況(寺子屋あみのポスティングやHP周りのシステム操作など)をお話させていただき、お母さんから様々な意見を頂き、自身のフィードバックをさせていただきました。そしてバレンタインのチョコ?をお土産に頂き、感謝・感謝です!

それではまた次回!

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