10月の個別アート支援を終えて


10月1日の今日は個別アート支援の日でした。

猛暑日が続いた9月でしたが、一昨日の中秋の名月も終わり、いよいよ秋が深まるばかりですね。芸術の秋、到来です!

そして個別アート支援も今日から新章に入ります。

それはいつも行っているお部屋の壁にアクリル絵具を使ってN子が自由に描いていく新シリーズです。

はじめにN子ちゃんとお母さんにアクリル絵具のお話をさせていただきました。私自身20代前半の頃、アクリル絵具を使っていたことがありましたが、「アクリル絵具ってどんな絵具?」と質問させると「・・・」となってしまします。そう言えば材料についてよく調べもしないで使っていたんだなと今頃になって反省・笑。ただ水彩絵具のように水で溶くことが出来て、油絵具と違って乾燥も早く、色々なメディウム(モデリングペーストとか)に混ぜてマチエールを楽しんだり、乾くと表面がプラスチックのようなマットな感じになる絵具としか言えませんでした。

前日の夜、ネットで調べたとき、当時画材購入でお世話になった世界堂のHPに詳しく書かれていたので以下にリンクさせていただきます。

<世界堂>

なるほど、リンク先を見てみると、概ね私の解釈も間違っていないかなと思います・笑

とにかく水彩絵具と違って耐水性もあり、なんといってもキャンパスや画用紙だけでなく、石や木、ガラスや布にまで描ける万能な描画材です。もし気になる方はお家でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


今回は初日といこともあったので、お母さんからコンセントのカバーに(体験的に)描いてみては?との助言があり、N子ちゃんがカバーを取り外して、絵具に混ぜる水の分量も気にしながら描いていきました。

一方、お母さんの方でも別のコンセントカバーの上に鉛筆で描かれていたネコの下絵の上に黄色の絵具を使って体験的に塗っていきました。

どちらとも発色が良く、まさにこのお部屋(お母さんがこのお部屋をリトミック教室として活用しています)にピッタリで、きっと教室のお子さん達も喜ぶんじゃないかなと!



N子ちゃんも徐々にエンジンがかかってきて、お母さんが塗った下地の猫の上に目や縞模様などを描きこみ、そして次に幼かった頃に使っていた木馬にも色をつけていきました。

時間があっという間でしたが、最後にお母さんからも「これだったら(N子が)長く続けられそう」とコメントも頂き、私もホッとした次第です。


ただアクリル絵具を使用の際、乾くとプラスチックのようなマットな質感になり、パレットや筆洗器の汚れを専用のクリーナーで落とさなければならないことを忘れていました。

次回、以下のものを準備してくることを忘れないうちにメモしておきます。

・紙パレット、専用クリーナー、養生テープ(マスキングテープ)


N子ちゃんのペースで、少しずつ進めていく大きなプロジェクトが始まりました。

最後にどんな世界の景色がこのお部屋で見られるのか?本当に楽しみです!


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