こんな授業を受けてみたい!(ラウンドテーブル1)

今日は素晴らしい秋晴れの天気でしたね!

皆さんはこの三連休、どのようなスケジュールを組み立てていますか?

私はというと、初日の今日は東京上野にある東京藝術大学大学美術館で開催されている


幼稚園から大学まで美術教育の流れを体感する展覧会
美術と教育 全国リサーチプロジェクト2019
こんな授業を受けてみたい!

を見に行ってきました!


公式ホームページ(リンク)


この展覧会の概要をパンフレットから引用すると、


「美術と教育 全国リサーチプロジェクト」とは全国の幼稚園から大学で、どんな美術教育が実践されているかをリサーチするプロジェクトです。3年目となる今年度は、国内の事例にとどまらず国外の事例や作品も含めて調査・発表をします。・・・
 


昨年のこの時期に確かFacebookでこのプロジェクトの存在を知り、期間中の関連イベントとして全国から美術の先生達が集まってラウンドテーブルが行われ、それも終わった直後で「見逃した~」と悔しい思いをしたのを今でも覚えています。

そして「今回はこの貴重な機会を見逃さないぞ!」と気合を入れて今日のラウンドテーブルに臨みました!(といってもただお話を聞きにですが・笑)。




お話のテーマは「こんな授業をしたい!美術の先生に必要な、アイディア/知識/実現力」。

幼稚園から大学まで現役で教鞭をとられている5名の先生方が登壇され、各学校でのお話をされた後に小テーマ(4~5つほど)をそれぞれの視点からお話をされていました。会場にはおよそ60~70名の参加者(おそらく現役の先生達)もいらっしゃっていました。

私のポジションは公教育の教員ではないので、外側の人間として(ある意味とても新鮮な気持ちで)幼稚園から大学内の今の現状をそれぞれのお話から垣間見ることが出来ました。

それは、これまでアートコンパスの活動を通して感じ積み重ねてきた同じ経験をそのまま共有できるものであったり、また全く異なる視点や課題からその内容を知ることが出来たりと、今後の活動に対してとても視野を広げてくれるような、そんな貴重な時間を過ごすことが出来ました。

特に授業の組み立てについてのお話の中で「課題は機能しない、対話を通した自分の(興味関心の)領域の連続展開・・・」「公教育のシステムの限界・・・社会化教育活動の有効性」「(作品に対し)みんなで建設的に温かく評価をしていく空間の創出」とまぁ~確かそんなフレーズが耳に残りました。間違っていたらごめんなさい!

あと東京大学でも文理学問が芸術と連携・協働し新たな価値の創造を試みている情報も貴重でしたね。(以下、リンク)


東京大学芸術創造連携研究機構



この展覧会は明後日11月4日(月)まで開催ですが、ラウンドテーブル2が最終日に開催されます。

その時のテーマが、

「いま、図工・美術でなにが学べるか?~美術教育への期待~」



というわけで、月曜日もまた行くっきゃないでしょう~。

皆さんも素晴らしい文化の日をお過ごし下さいませ!!



【アルバム】

全国の幼稚園から大学まで、どの学校の授業も素晴らしい内容でした。
ここではその一部を添付させていただきます。
クリックすると、拡大してご覧になれます。


【幼稚園】







【小学校】






【中学校】




【高等学校】





【大学】








おしまい




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