12月のまるアート教室

今週も例年にない暖かい日が続いていましたが、今日はだいぶ12月初旬らしい日になりましたね。(やっぱり日本の冬はこうでなくちゃ~)

まるのアート教室が終わった後、建物の玄関を出たら空気ががらりと冷え込んでいました。それだけ室内でのアート教室が白熱してたのかな?

今回の内容は、「ランタン・クリスマスツリーづくり」を行いました。
(まるの子供達、保護者の皆さんも任意でアートコンパスで参加する「ランタンアート2018」へ合流します。)

参加してくれた子供達、保護者の皆さん、まるスタッフの皆さん、本日はお疲れ様でした。制作の要所要所でとても集中力を要する内容だったので、後でどっと疲れがくるのではないかと思います。


先週末に行われたランタンツリーワークショップでの反省点を生かし、今回はその手順を少し変更して進めていきました。

① ランタンツリーの下準備 withサンプル
② ツリーオーナメントの描画
③ ペットボトルの加工
④ 星の着彩(任意)


いつもは全ての制作を子供達が行い、そのサポートに保護者の皆さんやまるスタッフの皆さんがまわる体制ですが、はじめに私から役割分担をお話しました。

①と③=保護者、まるスタッフの皆さん
「機能」:作品構造、カッターなど難易度のある道具の使用
※サンプルを各テーブルに置き、両面テープの貼る箇所の混乱を防ぐ。適宜、私もサポートにまわる。

③と④=子供達
「装飾」:ポスカペンやセロハンを使った描画


また先週のワークショップでは、一番初めにペットボトルの加工を持ってきてしまい、子供達が描き始めるまでにだいぶ時間があった為、今回はなるべくその時間短縮をねらい、3番目に変更しました。つまり、個別に保護者の方へ説明。

結果、前回より改善できたかな?と思いますが、来年は必ず説明書を作成し配布しようと思っています。また星までの着彩までは至らず、この教室のみの参加者には授業終了後に追加説明をさせていただきました。


全体の様子を見ていて思った事は、小学生以上の子供達は、たとえ大人のパートでも自分でやりたがっていたこと、そして見事に(お父さんやお母さんのサポートもあってですが)やりきっていたことが今後の自信や自己肯定感にも繋がってくるのかな?と思いました。

そしてツリーオーナメントの描画は、今回もいろいろなアイデアや表現がたくさん生まれました!

そして残りの15分で作品発表「お名前と何を描いたのか?(一人30秒程度)」を行い、一人ひとりみんなの前で自分の表現を伝えられましたね!

それでは一作品ずつ見ていきます。



【年中の男の子】
粘土がとにかく大好きで活発な男の子!
どうやら最近絵具にも大変に興味を示し始めているようです。
タコやへびなど、特に海の生物が大好き!
セロハン自体を生き物の形にして、ツリーの枠を横断しながら大胆に貼り付けています! 
 
 
【年中の男の子】
初めての参加でしたが、ものづくりが大好きなようでした。
またセロハンをキャンディーの包み紙にして
立体的に魅せています。
クリスマスの感じが大変に出ていますよね!
 
 
【年長の男の子】
いつも笑顔が絶えない元気なムードメーカー。
その人柄、性格がそのまま色や形に表れています。
見ているだけでコチラも元気になってきます! 
 
 
 【小学1年生の女の子】
小学生になると画力が上がってきます。
特にトナカイの茶色を表現する為に
赤、黄、緑の3色のセロハンを重ねて切り、
そのまま貼り付けている工夫が見られます。
授業の最初と最後にみんなの画材の準備も
お手伝いしていただきました。
ありがとう!
  
 
 【小学6年生の女の子】
学校では工作部?に所属しているようで
お母さんやお父さんと相談しながら
丁寧に制作を進めていました。
ランタンアートには毎年学校でも参加しているようで、
お父さんから過去のお写真も見せていただきました。
 
 
【小学1年生の女の子】
とても手先が器用で、いつも感心してみています。
ツリーの下準備もなるべく自力で行っていました。
花の絵(左写真)の背景に白のポスカペンで
雪が描かれています。
また和紙の裏側からもセロハンを貼っています。
これがイベント当日、暗闇の中でどのような画を見せてくれるのか?楽しみですね! 
 
 
【年中の女の子
お母さんと一緒にセロハンをいろいろな形にカットして貼り付けています。
一見カオス?のようにも感じますが、とても魅力的な作品ですよね。
この作品も暗がりの中でどのような光の造形を見せてくれるのか?楽しみです! 
 
 
【中学2年生の男の子】
途中いろいろなアクシデントもありましたが
大好きなポケモンをスマホからその画像を見ながら丁寧に描いています。
一線、一線、そのこだわりが垣間見れますね! 
 
 
【年中の男の子】
一見すると抽象絵画のようにも見えますが、一つ一つに意味があります。
個人的にいろいろな対象と対象との空間、
間(ま)の中にとてつもない緊張感が見えます。 




今後の予定ですが、

週末明けにランタンアート主催者の「つくばセンター地区活性化協議会事務局」より、イベント当日の詳細(作品の設置場所など)連絡を頂く予定です。

受け取り次第、まるの村本先生を介して、当日のタイムスケジュール(集合時間や場所等)をご連絡します。 

ですので、もうしばらくお待ち下さい。
 

尚、次回の「まるアート教室」は以下の通りです。

日時: 2019年1月12日(土)14:00~16:00
場所: NPO法人まる
内容: 「仮称:まるまるアート広場」
コチラで基本的な描画材をご用意します。画用紙や紙粘土、クレヨンや水彩絵具などを使って2時間“まるまる”自由にアートの時間を過ごしていただきます。
アートコンパスで行っている「みんなのアート広場」と同じ内容です。参照ページ: http://www.artcompass.jp/artspace.html


それではまた!


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