ランタンツリー・ワークショップ(第1回目)

本日の午後、阿見町の本郷ふれあいセンターにて、第1回目のランタンツリー・ワークショップを開催しました!

参加者の皆さん、本日は大変にお疲れ様でした。

気がつけばもう12月に突入。クリスマスと大晦日まではもうすぐそこですね!

あれ?カメラの前に寄っちゃった(笑)
 
今度はしっかりと手を握って(笑)
参加者の皆さんと一緒に!


このワークショップは、12月15日(土)と16日(日)に開催される「ランタンアート2018」に参加する為、アートコンパスで参加有志者を募り、ワークショップを2回に分けて実施。(12月8日はアート教室@NPO法人まる、2回目は12月9日@県南生涯学習センターを予定)

第1回目は、未就学児童のお子さんを持つご家庭の参加率が高く、また参加予定だったお子さんが風邪のため(お母さんが自宅待機?)お父さんが代わりに参戦するなど、フレッシュな顔ぶれでした。

二人のお父さんが奮闘中です!


ワークショップのはじめに、自己紹介タイム(①お名前 ②学年 ③今年のクリスマスにサンタさんから欲しいプレゼント)を行い、なかにはプレゼントが2つ3つもあり、隣にいたお母さんから「えっ、そんなに!」と悲鳴に似た声が・笑

そして制作の方は以下の通り、順次進めていきました。

① ペットボトルの加工(参照ページはコチラをクリック
② ランタンツリー(工作画用紙と和紙)の下準備
③ ツリーオーナメントの描画
④ 星の着彩(任意)


昨年と異なり、今年はたくさんの参加申し込みがあり、そして未就学児童のお子さんが多いことから、私の方でカッターを多用するツリーのカットはあらかじめ準備し、お父さん・お母さんには子供達にとって難易度が高い「① ペットボトルの加工」と「② ランタンツリーの下準備」をお願いしました。

制作風景



そして子供達には「③ ツリーのオーナメント」をポスカペンと4色のセロハンを使って自由に表現していただきました。

この限られた素材や描画材の中でも、皆さんの表現が個性的でばらばらになりましたね。

以下、一つ一つ見ていきます。


前回の箱庭に続き、今回も参加していただきました。
男の子らしい恐竜のキャラクターを描き、
その大きさとは対照的な大きいセロハンとの組み合わせ! 
 

 
サンタさんが大きなプレゼント袋をもって
こっそりとプレゼントを渡しに来ています。
今年のプレゼントはどんなプレゼントかな? 
 
 
サンタさんの口元の表現がうまくいかず四苦八苦。
けれどそこから修正案を考え、
舌を出したお茶目なサンタさんの出来上がり! 
  
 
黄色いセロハンを使って丁寧に時間をかけて
ピカチュウ?ウサギ?を制作していました。
また描いた四葉のクローバーやハート模様など
気分はもう「Merry Christmas!!」です。
 
 
最近かわいいと思う対象を描いていました。
うさぎやねこやハートの形。
赤と黄色で統一された全体が他の作品にはない
とても強い印象を残していますね! 
 
 
「これは何?」と聞くと、
未就学児童の男の子が「宇宙」と即答。
宇宙に興味があり、太陽や土星を表現!
終始、本当に集中して黙々と制作をしていました。 
 
  
昨年に続き、今年も参加してくださったお母さんの作品。
昨年の作品は何か腑に落ちないところがあったらしく
今年は納得いくまで制作していました。
全体的に四角の形を基調としたデザイン
(特にサンタさん)が超かわいいですね~
 
  
そしてお母さんと同じく娘さんも
サンタさんとトナカイを描いています。
トナカイの茶色を表現する為に、
2色のセロハン(赤・黄色)を重ねる工夫が見られます。 
 
  
発表時、「何を描いたかわからない!」と言いながらも
豊な線と形と色彩を感性のままに描いています!
やっぱり子どもの描く線は本当に素敵ですよね。 
 
  
本日、弟君が風邪のためお休み
そこでお姉ちゃんは、弟君が好きな乗り物を描きました!
そしてお父さんが描いたアンパンマンも参考に描いてあります。
 
 
今年の夏以来の参加でしたね。
しばらく見ないうちにその表現がパワーアップしていました(驚)
セロハンをまとめて手に握り締め、はさみでちょっきんちょっきん。
その偶然に生まれた形のセロハンを
画面いっぱいにちりばめています。
その効果で画面全体が幸せなエネルギーに満ちてます!
 
 
新しい表現方法を発見!
それはあらかじめセロハンにポスカで対象を描き
その後カット、貼り付け。
個人的に抽象絵画にも見え、とても好きな作品です。
 
 
幼稚園で行われた運動会の思い出を描いています。
跳び箱やダンスやリレーなど。
同じ幼稚園のお友達も作品の回りに集まって
思い出話が自然と始まりました。 
 
 
 
そして最後に簡単な振り返り(発表)を行いました。

各参加者には「お名前とランタンツリーに何を描いたのか?」を30秒程度で発表していただきました。小さいお子さんばかりでしたが、本当にはっきりと、また表現したことを自分の言葉で明確に説明してくれました!


私の反省点:

参加者の皆さんへ「②ランタンツリーの下準備」の説明が分かりづらかったと思います。どこの場所に両面テープ(1cm又は2cm)を使用するのか?などなど。これは明らかに私の説明不足でした。

この改善策として、貼る場所にピンクの蛍光ペンなどで目印をつけたり、制作の説明書を別紙で作成するなど、次回にいかしていきたいと思います。

加えて、「④ 星の着彩」についても、高い机の上で行ったため、小さいお子さんにとって高すぎてやりずらかったと思います。ワークショップが始まる前にもう少し余裕をもって、室内のレイアウト(机や参加者の配置など)や動線も考慮すべきでした。




最後に、今年度も今月のランタンアートと22日のアート基礎講座を残すのみとなりました。そこでアートコンパスの今年の振り返りと来年度に向けて参加者の声を反映すべくアンケートを実施しました。

ご協力ありがとうございました。

皆様から頂いた声の中で特に目を引いたのは、アートコンパスが「アットホームな雰囲気」というご意見でした。

この一年でこの学びの場の中に自分では気がつかなかった「アットホームな雰囲気」が参加者の皆さんと一緒に培われていたことに対して素直に嬉しく思いました。

まだアンケートは今月中継続して行い、結果については改めてお伝えしたいと思います。


 
おしまい

追伸:

11月30日(金)にアートコンパスからつくばセンター地区活性化協議会事務局へ参加申し込みの手続きを行いました。

数日後、同事務局より作品の設置場所など詳細の連絡を受け取る予定です。

受け取り次第、参加者の皆様にはランタンアート当日のタイムスケジュール等の詳細をご連絡いたします。


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