肯定感と自尊感情と歴史の進歩

仕事を含めた毎日の生活の中で、たくさんの新しい経験ができる環境に身を置き、悩み、考え、まだまだ感じることがあるなぁ~と思っていた最近の私を包含してくれるような文章だったので、以下に抜粋します。
 
 
すべての子どもにとって、健康なそだちに普遍的に必要なものは何かということを考えてみると、愛着者から与えられる肯定感と、自己自身が育む自尊感情の二つではないかと思う。・・・・・・

歴史学者、市井三郎の次の言葉によって、この章を閉じたい。

「歴史の進歩とは、自らに責任のない問題で苦痛を受ける割合が減ることによって実現される」

発達障害とは、明らかに自らの責任で子どもたちが受けたものではない。それをきちんとサポートするシステムこそ、歴史の進歩である。

「発達障害の子どもたち」 杉山登志郎著 講談社現代新書 P.212~213より抜粋
 
 
 
 

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