10月・個別アート支援を終えて


今日の午前中、本当に久しぶりの個別アート支援(筑西市のN子ちゃん宅へ)を行ってきました。

確か前回が6月下旬だったので、約3か月半ぶりとなります。

先日開催したアート広場と同様、この夏の第4波による緊急事態宣言が解除となった今、少しずつですが以前のような活動に戻りつつあります。

本当に息が吹き替える気持ちです。

そしてご自宅に到着し、N子ちゃんや妹さんとお会いしたら、見違えるほど二人とも背が大きくなっていました。

たとえコロナで社会が停滞しても、子ども達の成長は待ってくれませんね!


さて、いつものように事前にお母さんへ連絡を取り、N子ちゃんが描いてみたい内容を聞いたところ、ハロウィンにちなんだカボチャやおばけを描いてみたいとこと。そして描画材は引き続きコンテを使用しました。


N子ちゃんやお母さんたちとお会いするのが本当に久しぶりだったので、お互いこの夏あった出来事や各々の活動進展など話したいことが山ほどあり、今日のアート時間を比率で言い表すと、制作が「4」のおしゃべりが「6」といったところでしょうか・笑


制作「4」の方ですが、ご自宅にあった大・中・小の美味しそうなかぼちゃ3個を縦に積み上げて、光の指す方向を確認し、実際にモチーフを見ながら描いていきました。

お母さん撮影


パソコンの画面や図鑑、プリントアウトした資料を見ながらのドローイングも問題ないのですが、やはり実物を目の前に置きながらの素描は「知覚」の点で本当に良いと思います。

何か気になったら手で触れることができるし、模様やディテールをよく見たい場合は、顔を近づいて確かめることもできるわけですし。


特に今回のポイントは、球体の上下に走る線(かぼちゃの模様)をうまく描くことで、トーン(調子)を描かなくても、より立体的に表現できることです。

1枚目(お母さん撮影)


はじめ、N子ちゃんはかぼちゃの模様をただまっすぐに縞模様のように描いていたので、このことをお母さんと一緒にアドバイスを伝えていきました。

もう小学4年生、呑み込みが早いです!

かぼちゃの模様を大中小それぞれに別の色を使いながら描き入れ、最後に目と口を黒で描いていきました。

その後、余白の背景をどうしようか?考えていると、そこに色々なおばけを描き入れたいとのことだったので、私が持参したノートパソコンで調べ、様々なおばけの画像をN子ちゃん自身で選びながら、画面の中でリズミカルに描いていきました。


前回と比べて絵全体から感じる「硬さ」のようなものが取れた気がします!

 

ちなみにおしゃべりの「6」はというと、もっぱらお母さんと教育のお話や気になる書籍、この夏の各々の専門分野に対する勉強内容などなど。これからの長い未来を見据えて地を固めるために、この夏のようにあまり動けない状況であれば、黙々と勉強あるのみですね。

またその会話の中でいろいろな情報交換もできました。

ネットや書籍からの情報もいいのですが、やはり人と人とが直接会って、話しながらの情報交換もまた良いものです。


それではまた!


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