第3回 みんなのアート広場を終えて

今日は何と、カメラのSDカードを家のパソコンにさしっぱなしで
忘れてしまい、スマホで全て撮影・泣
でも何とかなりました!

今日も一日湿度を感じる暑い日となりましたね。
6月も中旬に入り、梅雨入りを今か今かと待つばかりです。
(個人的に雨音をBGMに昼寝をするのが至高の喜びです)

そして今年3回目のアート広場を本郷ふれあいセンターで開催しました。
今回はリピーターの親子の皆さん(2組)が参加してくれました。
暑い中、ご参加いただきありがとうございました!

今回を一言・二言で言い表すと「観察力」と「質感」が当てはまるでしょうか?!


●概要

第3回みんなのアート広場
日時:2021年6月13日(日)13:30~16:00
会場:本郷ふれあいセンター・会議室1
参加者:大人2名+子ども3名+中村(計6名)



●観察力と質感

今日参加してくれた女の子二人(小学3年生・小学2年生)は事前に各々の興味関心に沿った図鑑を用意し、制作を始めていきました。

一人は「すみっこぐらしの図鑑」、もう一人は前回と同じテーマの「鳥の図鑑」です。
そして二人とも紙粘土を主な素材として立体作品を制作していきました。

かれこれ二人とお母さんたちとは3年近くもアートコンパスを通してお付き合いがあるので、ここ最近のアート(技術)の力の成長が著しいと感じています。

特に今回に関しては各々が表現したい対象物への「観察力」と「質感」の表現に驚かされました。

「観察力」とはその言葉の通り観察する力。私たちの視覚や触覚などの五感を通して対象物の本質を感じ取る力。そして「質感」とは、対象物の柔らかさや硬さ、つるつる・ざらざら、他など、対象の性質から感じられるもの。

見て触って感じた情報が脳へと伝達され(インプット)、「私」というフィルターを通して、手や身体、言葉などを使ってアウトプットされていきます。

アートの本質はまさにこのことで、女の子二人は「創作」というインプットとアウトプットの循環が、「形」「色」「マチエール(地肌)」などの要素が以前よりもより的確に、より正確に表現してきていると思いました。(勿論お母さんたちのサポート力もあって)

私が言いたいことは、下の写真からも皆さんへ伝わってくると思います。

和菓子職人のように、寿司職人のように!

出来ました!すみっこぐらしのお寿司バージョン。
手前右のタピオカの卵巻にはよだれが垂れてきますよね・笑
(お盆はお母さんが作成)


あらかじめメモ用紙に一羽ずつの鳥の名前と図鑑ページと一緒にリストアップ。
全ての着彩までは終わりませんでしたが、
木材との組み合わせやその造形美から鳥たちの生命感を強く感じます!
また5羽の配置も面白く、一羽一羽の視線の先から空間を広く感じますし、
ご自宅内で飾るのであれば一体どこに飾るのがベストなのか?
いろいろとこの後も楽しめそうですよね!





弟君も質感を表現しています!
苺のかき氷、氷の質感をちぎった紙粘土でうまく表現されています。


ブドウにリンゴかな?


今回の私はというと、7月のアート基礎講座で予定している「うごくおもちゃシリーズ」の試作品「船」を制作しました。

途中、弟君と一緒にゴムの取り付けや着彩も手伝っていただきました。


試作品は輪ゴムの縦と横の2パターン。
もう少し実験を重ね、来週末までには内容をかためていきたいと思います。


また夏休みも徐々に近づいていることもあって、子ども達の夏休みの課題も8月のみんなのアート広場で対応していきたいと思います。開催は、お盆後の8月22日を予定しています。



●次回のお知らせ


第4回みんなのアート広場
日時:7月11日(日)13:30~16:00
会場:本郷ふれあいセンター・会議室1
参加者募集中です!

▼お申込みフォームより▼


今年の夏も暑く、そして忙しくなりそうです!
この意味はまた後程。

ではまた!!



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