Mitori0フェスティバルを終えて


昨日の土曜日(11/25)は、茨城県水戸市で開催された「Mitori0フェスティバル」に参加してきました。

このイベントの趣旨は頂いた資料より抜粋すると「Mitori0地区の魅力向上を図るため、地域団体等と連携した祝祭感のあるイベントを実施する」とありました。

ではなぜ阿見町に住む私が参加できたのか?というと、今回の経緯からお話しする必要があります。

それは3年前のコロナ禍の時にNPO法人セカンドリーグ茨城主催の「コミュニティーワーク実践講座」にオンラインで受講し、コロナが第5類感染症移行後の今年8月末に水戸市にある茨城県労働福祉会館で受講生たちと交流会を行いました。

その時の席で今回のお話をお聞きし、個人的に興味を覚え、参加させていただいた次第です。

<↓交流会のブログ↓>


このフェスティバルは大きく4つのイベントが同時開催され、そのうちの一つ、NPO法人セカンドリーグ茨城が主催する「Mitori0みちあそび&ファーマーズマーケット」が水戸市民会館と水戸芸術館の間を通る芸術館通りで行われました。

私の場所は東西を貫くおよそ100mの道路の一番東側。そして目の前には水戸芸術館の有名なタワーがそびえたっていました!

高速道路を使って阿見町から水戸市へ向かい、現場には9時半に到着。荷物を降ろしてから10時~11時の1時間で参加者は設営します。

1時間もあれば一人でも大丈夫かな?と思っていたのですが、なんだかんだで11時には間に合わず。またこの日は朝から風も強かったので、慌てて設営したら安全面で不安になるので、しっかりと設営することを心掛けました。(テント用の重りも持ってきて良かったです)


開催時間は11時~16時の5時間。12時を過ぎてもなかなか来客が来ず。。。心の中で「やばいかも・・・」とこの時少々焦りを感じ始めていました。けれどお客さんが0人でもいいじゃないと途中から開き直り・笑

たまたま私の目の前にテーブルとイスが何台か設置してあり、そこでご飯を食べていた子供が一人じ~っとコチラを見ているではありませんか!

するとテントに近づいてきて「やりたい!やりたい!」と叫び出し、そこからはあっという間でした。結果的に来客は全部で10人ほど(全て子ども達)でしたが、とにかく楽しかったです。

制作中に子ども達とお絵描きや工作のお話をしたり、付き添いの保護者の方達と水戸市の地元話や様々な雑談(手作りの釣り竿、絵手紙、女性の就労支援のお話などなど)をさせていただきました。どれも素敵な出会いでした!


この日は前日と比べて10℃近くも一気に冷え込み、朝から冷たい風も吹いていたので、終日寒い一日となりました。けれど参加してくれた子どもたちは制作中に「寒い」なんて一言も言わず、集中してあっという間に素敵なツリーが目の前で完成していきました。



勿論、付き添ってくれたお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんにも適宜お手伝いしていただきました。



今回このような公共の場所で、しかも市街地の道路の真ん中でタープテントを張り、来場のお客さんを呼び込み、参加費を徴収してのワークショップは初めての経験で、参考までに他のイベント参加者の方々の様子も見て回りたかったのですが、到着の準備から15時近くまではそんな余裕などなく、また昼食も食べている暇もなくあっという間に時間が過ぎていきました。

その中で私なりに感じた気付きや反省点を以下、箇条書きに記していきます。


・屋外でのワークショップだったので、短時間でできるよう絵を描いたりカラーセロハンをはって星をつける内容(15~20分ほど)でしたが、もっと手軽な内容(10~15分)でも良かったのかなと思います。
・地べたにブルーシートを敷き座布団の上で制作をしていただきましたが、冬場はやはりその上にさらにカーペットや断熱材などのシートを敷くか、またはテーブルとイスの方が良いかもです。またはタープテントの側面に保護のシートをはって風から守るなど。
・段ボールをテーブル代わりにして全く問題なかったが、道具や材料が風で飛んだり動いてしまい、外からは散らかっているようにも見えたかも。
・客寄せでもっと声をはって呼び込みをすべきだった(セカンドリーグのスタッフさんに呼びかけで何度か助けられました。さすがだなぁ~と感心しきり)
・全体のレイアウト:例えば看板のほかにも何か一目見て何をつくるワークショップなのか?分かりやすいものを掲示したり、クリスマスにあった色相(赤・白・緑)で全体を統一するなど。


最後になりましたが、今回このような貴重な経験をさせていただきましたNPO法人セカンドリーグ茨城のスタッフの皆様には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました!短い時間ではありましたがいろいろと合間合間にお話をさせていただき、今後のコミュニティ活動に今回の経験を生かしていければと思っています。


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