ステンドアートの試作品づくり
今月25日に行われるみんなのアート基礎講座の内容はズバリ「ステンドアート」です。
今回この内容にしてみたそもそもの動機は2点。アート基礎講座のプログラム内容の幅を広げることと、私が確か小学4年生の図工の時間で行ったことをもう一度やってみたかったこと。
ただその時から30年近く経っているので、教材も進化しているわけで。
というのも私のころは特殊なボードにカッターで対象の形をきり、その面をはがしてからカラーセロハンを貼り付けて、余分な部分をはさみで切り落とす方法だったと思いますが、今ははさみで切り落とさずに押し付けてはがすと、その部分が残るようです。
そのような制作工程の方法からなのか?教材名は「プッシュステンド」となっているわけですね。
●ステンドの意味って何?
このブログでは試作品づくりを通して、その制作工程を皆さんと共有したいと思います。
とその前に、ステンドアート、プッシュステンド、ステンドガラス の「ステンド」の意味が気になって調べてみました。
結論から先に述べると、英語の「stain(染める)」の受身・過去形=「stained(染められた)」つまり直訳すると「染められたガラス」と言う意味で「staine glass(ステンドガラス)」
その制作工程は、ガラスに金属酸化物を混入して着色し、その着色ガラスの小片を鉛のリムを用いて結合して絵柄や幾何学模様を造形しているとのこと。
日本では歴史的にガラスのアートは最近のものだと思うのですが、ヨーロッパなどは歴史が古く、皆さんもよくご存じの教会の窓にキリスト教の物語が色のついたガラスで彩られていますよね。そして外からの光を通して室内に色とりどりの光が差し込み、室内の人々に荘厳な感動を演出しているわけです。
wikkipediaより抜粋
●制作工程
① A4サイズの専用粘着制作板に鉛筆で図案を描きます。
※完成作品は版画のように図案が反転したものになりますので注意。
② 次に図案の線に沿って、黒のペンでなぞっていきます。
線を太くしたり細くしたりしてもよいです。
③ 黒ペンを施した図案に沿って、カッターでパーツごとに切り抜いていき、
10色あるセロハンから色を選んでそこに押し付けてはがすと↓
きれいにセロハンが粘着します。
※ボールペンなどで輪郭をなぞると、シャープな形にはがれます。
この作業をどんどん進めていきます。
大人の私でもなかなかの労力ですね。結構時間がかかりました。
④ 画面全部にプッシュカラーを施した後、しわしわにしたアルミホイルを重ね合わせ、
台紙にボンドなどの糊でくっつければ完成です!
百円ショップで黒縁の額(A4サイズ)を購入して作品を入れてみました!
ご興味のある方は是非ご参加ください!
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