昨年度の振り返りと今年度の計画・前編
早いもので、気がついたらもう2月の最週末になっていますね。ついこの間、この県南地域も大雪に見舞われ、寒さがまだまだ続くなぁ~と思っていたら、いつの間にか梅の花が咲きほころび、季節はもうすっかり春の陽気です!
その後、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
ご報告が大変に遅くなりましたが、いよいよ昨年度(2017年)のアートコンパスの活動内容を全体的に振り返り、5つの項目「はじめに」「活動内容」「参加者数」「広報活動」「会場について」に沿って、その報告と来年度に向けた計画をみなさんにお伝えできればと思います。
昨年度を振り返り思うことは、(年度末のブログでも記載し、繰り返しになりますが)このアートコンパスの活動は私一人では本当に成り立たないということをつくづく実感した年でした。一年目が始まった当初は「本当に参加者の人が来てくれるかなぁ~」と毎回不安な気持ちを抱きながら、準備から講座当日までの約1ヶ月間を過ごしていましたが、夏頃から転機が訪れ、そのときに参加してくださった3組の親子の方々が、今では「大」がつくほどのリピーターとなっていただき、二年目からもまた新たな出会い(新スタッフのゆーきさん親子)があり、そのことがまた私の気持ちを鼓舞し、活動を続ける原動力になっていきました。
もともと私は「ファインアーティスト(ペインター)」の出身ですから、ここだけの話、人付き合いが悪く、コミュニケーションも得意な方ではありません。どちらかと言うと一人でいる方が心地よいと感じるタイプです。けれど(そんな事などお構いなく私に向かってくる・笑)小さい子ども達から、その保護者の方々、またシニアの方々とアートの学びの場を通しての継続的なふれあいと対話から、少しずつその関係性が自分にとってとても心地の良い空間に変化し、「参加者の皆さんにとって、もっとより良いアートを学ぶ場にしていくには、どのようにしたらよいのか?」を考えるようになりました。その思いは年々強まっています。
また客観的に活動内容を省みた時、一年目の失敗と経験を少なからず活かせた年であったとともに、自分が予想していた以上の偶発的な成果が得られたのかなと感じています。(例えば、外部の文化団体様から御声がかかり、結果的に講座以外の文化活動に展開できた点)それもこれも、その起因がやはり、「人との出会い」から全てが始まっているように思います。受動的な姿勢ではなく、能動的に自分から積極的に異なる価値観を持つ人との出会いを求め、その場で「対話」を行うことで、豊かな関係性が育まれ、その先に「楽しいアートの学びの場に結びつくこと」を改めて考えさせられました。
昨年お世話になった方々には、本当に感謝の言葉しかありません。そして私が想像する「みんなが楽しく、嬉しく、美しくアートを学べる場」の理想にはまだまだ程遠いですが、参加者一人ひとりの声を汲み取り、今年3年目ではより具体的なかたちにしていきたいと考えています。今後ともご協力のほど、宜しくお願い致します。
昨年度の主な活動内容は以下の2点です。
① みんなのアート基礎講座(全10回)
② 他(外部でのアート活動)
・ マザール2017に参加→活動報告(ブログ11月27日)
・ つくばランタンアート2017に参加→活動報告(ブログ12月17日)
昨年度は以下の広報活動を実施しました。
主にこの2年間、上記の方法で広報活動を行っていたのですが、費用対効果の面を考えると、時間と労力をかなり要したチラシ配布よりも、SNSや定期的なネット広告に効果があるような気がしています。
そこで、今年は印刷費を少し減らし、チラシ配布をこれまでの経験と情報から、交流センターでも厳選した場所にのみ配布を行おうと考えています。そして今年のメインに、Facebookの定期的な広告と自分の足を使った特定地域(詳細は次項)のポスティングを新たに加えていきたいと思います。
これまでの2年間、主な会場は土浦市にある「県南生涯学習センター・創作室」を利用させていただきました。また同施設の予約状況が埋まっていた場合は、阿見町にある「本郷ふれあいセンター・アトリエ」を利用。
今年からは、県南生涯学習センターではなく、阿見町にある本郷ふれあいセンターをメインの利用施設として考えています。その主な理由は、利用者の駐車場料金の有無であったり、今後、より特定地域に絞っていきたいと考えた時、阿見町、土浦市、つくば市、牛久市のこの4つのまちへのアクセスが便利で、ちょうど隣接するところが、荒川沖駅やひたちのうしく駅周辺であり、同ふれあいセンターがその近隣にあるためです。また同センターの隣に公園があり、外でのフィールドワークが可能な点も見逃せません!
次回は、「昨年度の振り返りと今年度の計画・後編」と題しまして、主な活動内容(以下)について具体的なご説明を加えてお話したいと思います。
2018年度:
それではまた!
その後、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
ご報告が大変に遅くなりましたが、いよいよ昨年度(2017年)のアートコンパスの活動内容を全体的に振り返り、5つの項目「はじめに」「活動内容」「参加者数」「広報活動」「会場について」に沿って、その報告と来年度に向けた計画をみなさんにお伝えできればと思います。
はじめに
昨年度を振り返り思うことは、(年度末のブログでも記載し、繰り返しになりますが)このアートコンパスの活動は私一人では本当に成り立たないということをつくづく実感した年でした。一年目が始まった当初は「本当に参加者の人が来てくれるかなぁ~」と毎回不安な気持ちを抱きながら、準備から講座当日までの約1ヶ月間を過ごしていましたが、夏頃から転機が訪れ、そのときに参加してくださった3組の親子の方々が、今では「大」がつくほどのリピーターとなっていただき、二年目からもまた新たな出会い(新スタッフのゆーきさん親子)があり、そのことがまた私の気持ちを鼓舞し、活動を続ける原動力になっていきました。
もともと私は「ファインアーティスト(ペインター)」の出身ですから、ここだけの話、人付き合いが悪く、コミュニケーションも得意な方ではありません。どちらかと言うと一人でいる方が心地よいと感じるタイプです。けれど(そんな事などお構いなく私に向かってくる・笑)小さい子ども達から、その保護者の方々、またシニアの方々とアートの学びの場を通しての継続的なふれあいと対話から、少しずつその関係性が自分にとってとても心地の良い空間に変化し、「参加者の皆さんにとって、もっとより良いアートを学ぶ場にしていくには、どのようにしたらよいのか?」を考えるようになりました。その思いは年々強まっています。
また客観的に活動内容を省みた時、一年目の失敗と経験を少なからず活かせた年であったとともに、自分が予想していた以上の偶発的な成果が得られたのかなと感じています。(例えば、外部の文化団体様から御声がかかり、結果的に講座以外の文化活動に展開できた点)それもこれも、その起因がやはり、「人との出会い」から全てが始まっているように思います。受動的な姿勢ではなく、能動的に自分から積極的に異なる価値観を持つ人との出会いを求め、その場で「対話」を行うことで、豊かな関係性が育まれ、その先に「楽しいアートの学びの場に結びつくこと」を改めて考えさせられました。
昨年お世話になった方々には、本当に感謝の言葉しかありません。そして私が想像する「みんなが楽しく、嬉しく、美しくアートを学べる場」の理想にはまだまだ程遠いですが、参加者一人ひとりの声を汲み取り、今年3年目ではより具体的なかたちにしていきたいと考えています。今後ともご協力のほど、宜しくお願い致します。
昨年5月の基礎講座、作品発表のとき。
一年間でたくさんの記録写真を撮りましたが、
個人的にこの写真が2017年度賞です!
アート作品ではなく、写真から伝わるこの場の雰囲気がとても好きなんです。
活動内容
昨年度の主な活動内容は以下の2点です。
① みんなのアート基礎講座(全10回)
② 他(外部でのアート活動)
・ マザール2017に参加→活動報告(ブログ11月27日)
・ つくばランタンアート2017に参加→活動報告(ブログ12月17日)
参加者数(新規とリピーター)
※画像をクリックすると拡大してご覧になれます。
- 今回、1年目の参加者数と比較しながら簡単なグラフを作成してみました。
- ご覧の通り、参加者数が倍に!リピーター率が42%から72%へ上昇しています!
- この結果には素直に喜んでいます!
- 一方で新規の参加率を呼び込むことに苦戦しました。
- そこで来年度の目標として、毎回定員の15名(満員御礼!)になれるように全体の参加率を上げていくと同時に、新規の開拓が必要になってきます。
- その具体的な対策は、次項の広報活動でお話したいと思います。
広報活動
昨年度は以下の広報活動を実施しました。
- ホームページ
- ブログ
- チラシ配布(阿見町・土浦市・つくば市・牛久市の各交流センターなど毎回約20箇所)
- Facebook+有料広告
- Google adwards(有料広告)
主にこの2年間、上記の方法で広報活動を行っていたのですが、費用対効果の面を考えると、時間と労力をかなり要したチラシ配布よりも、SNSや定期的なネット広告に効果があるような気がしています。
そこで、今年は印刷費を少し減らし、チラシ配布をこれまでの経験と情報から、交流センターでも厳選した場所にのみ配布を行おうと考えています。そして今年のメインに、Facebookの定期的な広告と自分の足を使った特定地域(詳細は次項)のポスティングを新たに加えていきたいと思います。
会場について
これまでの2年間、主な会場は土浦市にある「県南生涯学習センター・創作室」を利用させていただきました。また同施設の予約状況が埋まっていた場合は、阿見町にある「本郷ふれあいセンター・アトリエ」を利用。
今年からは、県南生涯学習センターではなく、阿見町にある本郷ふれあいセンターをメインの利用施設として考えています。その主な理由は、利用者の駐車場料金の有無であったり、今後、より特定地域に絞っていきたいと考えた時、阿見町、土浦市、つくば市、牛久市のこの4つのまちへのアクセスが便利で、ちょうど隣接するところが、荒川沖駅やひたちのうしく駅周辺であり、同ふれあいセンターがその近隣にあるためです。また同センターの隣に公園があり、外でのフィールドワークが可能な点も見逃せません!
次回は、「昨年度の振り返りと今年度の計画・後編」と題しまして、主な活動内容(以下)について具体的なご説明を加えてお話したいと思います。
2018年度:
- 15ヵ年計画
- アートコンパスの核
- みんなのアート広場
- みんなのアート基礎講座
- みんなのアート工房
- 出張アートコンパス
それではまた!
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