描くことってなんだろう? その2

身近にある想像もしない素材?

そもそも描くことって、なんだろう?

人間の本能?
食べることや、話すことや、遊ぶことや、涙を流すことなど、生きることの一部分?


ラスコー洞窟壁画
今から約15,000年前にクロマニョン人によって、
赤土・木炭を獣脂・血・樹液で溶かし混ぜ絵の具とし、
指や動物の毛・木の枝を筆代わりに描いたとされています。
(個人的にいつか必ず見に行きたい!)


想像してみて下さい、

例えば、ご自身が何かにとてもとても感動したとします。
それが今まで見たことのない美しい景色であったり、自分のタイプの女性・男性であったり、おいしい食べ物であったり、奇跡的な歴史的大逆転を目の当たりにしたり・・・

そして心の中でこの溢れる気持ちをかたちあるものとして、どうしても誰かに伝えたい!自分の内から外に吐き出したい!または生きていくために、どうしても伝えなければならない状況下のとき。

そのとき、現代のようにスマフォのカメラやデジカメがない。鉛筆やペンなどの使い慣れた筆記用具、描画材がない。

このような(無人島にいるような)状況のとき、みなさんでしたらどのような行動をとりますか?

スターバックスのスタッフからのメッセージ
「THANKS と 猫の顔」


こんなことを頭の片隅に置きながら、第2回目の講座を行いたいと考えています。

話を「身の回りにある想像もしない素材」について戻します。

別な言い方をすると、「この素材って描くことに活用できないかなぁ〜」と思う素材でOKです!
自分が実際に使ってみたら、わくわくするような!

早速、私も身の回りにある活用できそうな素材を探してみました。
例えばサランラップやアルミホイルなど。
そして墨や絵の具と組み合わせてみるとどのような表情になるのか実験してみました。

左から(サランラップ  ×  墨)(針で傷をつけた画用紙  ×  鉛筆の芯の粉)(アルミホイル  ×  絵の具)
※ クリックすると大きい画像でご覧になれます。


今回は一般的な描画材や活用できそうな素材を積極的に活用していき、目的の一つとして「描くことの幅」を豊かに広げていきたいと考えています。
参加を希望される方は、可能でしたらスーパーの袋に入る程度の量でかまいませんので是非お持ち下さい。
(但し、火気及び薬品等の持ち込みは厳禁とします)
もちろんコチラでも描画材(絵の具、クレヨン、コンテ等)をご用意しますのでお気軽にご参加下さい!

次回は様々な「表現方法(一つの描画材から多様な表現方法を生み出す)」と講座の具体的な内容についてお伝えしたいと思います。

それではまた!


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