Sちゃんの卒業展!


今日は朝から雨模様でしたが、前から予定していたSちゃんの取手松陽高校美術科展(卒業展)を見につくば美術館へ行ってきました!

先日、本人から卒展のお知らせと美術大学の推薦合格のお知らせを受け、この3年間のあっという間の時の流れを50前のおじさんが感慨深く感じながら。

振り返ると、アートコンパスのアートプログラムに参加したのが確かSちゃんが中学2年生の頃だったと思います。その時から含めれば約5年間、これまでの成長を会場で会えた彼女本人と作品から強く感じました。

Sちゃん自身が「松陽に入って本当によかった」と。

なによりも卒業展の作品を見て、本当にこの高校3年間を頑張って美術(彫刻)を勉強してきたんだなぁ~と感じました。高校へ合格する前の作品を見ていた自分としては尚更のこと。

と同時に少し嫉妬も感じました。もし自分が高校の美術科へ入学していたらどんな風になっていたのかな?とも。それぐらいSちゃんだけでなく、今の美術科の高校生たちの技量が素晴らしく感じ、大学で学ぶ内容をすでに美術科の高校ではもう学んでいる印象も会場全体から受けました。(美術科の先生陣も本当にすごいなぁ~と)





高校に入学してはじめは絵画を希望していたのですが、途中で彫刻に目覚めたとのこと。そして今回の作品もこの一年間(半年近以上?)を使って制作してきたのだとか。妹さんとお家で飼っている鶏がモチーフになっていて、奇をねらわない素直な気持ちの温かさが伝わってくる、そして今の時代だからこそ、その気持ちが鑑賞者へじわりと伝わってくる作品でした。

アートコンパスを利用していた参加者で、美大へ入学したのがSちゃんが第一号の人です。
これからももしアートコンパスの参加者の中で美術を志していく人がいれば、私が可能な限りサポートしていきたいと思っています。

若い世代の更なる成長が本当に楽しみですね!




目の中に魚が泳いでいるような?・笑


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