10月の個別アート支援を終えて


昨日(10月26日)は久しぶりにN子ちゃんとY君がそろっての個別アート支援を行いました。

特に今回はY君は制作しているモンスターの翼づくりに取り掛かるので、事前にお母さんが(私からのアドバイスで)コーヒーと紅茶で和紙を染色し、それを翼にする予定だったのですが、その実験でボロボロになってしまったとの連絡が1週間前にあり、そこで急遽私も(モンスターの翼の色は確か赤茶色だったかなと思い)和紙に水彩絵の具で着彩した和紙を6枚ほど用意してきました。


Y君のお母さんより
「紅茶のみ2種(抽出時間を変えてみました)、コーヒーのみ、紅茶&コーヒー、の4種類」


結果的には私が準備してきた和紙をY君が選んでくれたのですが、お母さんの制作した和紙も魅力的で(いい匂いがしました~)何か別の作品制作時に利用できると思い、取っておくことに。例えばこのコーヒーや紅茶で染めた和紙の上からさらに薄い色の絵の具でグレーズするとまた違った趣の和紙に変わるかもしれませんね。

そしてY君は翼のリィアレィティを出すために、着彩した和紙をくしゃくしゃにしてしわをつけ、翼の骨組みの裏面にボンドを塗って和紙を丁寧に付けていきました。途中、骨組みのアルミホイルが部分的にボロボロと取れてしまい、ボンドがつけにくく苦労しましたが、何とか翼を付けることが出来ました!モンスターの雰囲気が一気に出てきた感がありますよね!


制作の途中、N子ちゃんのお母さんから蒸かしたサツマイモの差し入れを頂きながら、モンスターの画像をタブレットで見ながら水彩絵の具で着彩していきます。

顔のディテールをかなり細かく紙粘土で塑像したので、目などの細かい部分の着彩にも苦労し、身体や顔をいろいろな角度でくねらせながら色付けをしていきました。


途中、二人のお母さんがキャンプやダムのお話、私も途中から群馬県の中之条ビエンナーレの話などでおしゃべりに夢中になってしまい、Y君が拗ねてしまう場面も・笑

勿論、この間にN子ちゃんは黙々と犬の塑像の着彩を進めていました。

写真提供:N子ちゃんのお母さんより

次回も引き続き着彩を進め、感じとしてはあと数回で二人の作品が完成しそうです!

追伸:
N子ちゃんのお母さん、美味しいサツマイモ、差し入れのクッキー、ありがとうございました!秋の味覚を美味しくいただきました。

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