第1回 みんなのアート広場を終えて


昨日は天気が晴れて、とっても気持ちのいい日曜日となりましたね!
桜も葉桜が目立ち始め、辺りの緑が少しずつ濃くなってきているように感じました。

そして今年度第1回目の「みんなのアート広場」を阿見町にある本郷ふれあいセンターで開催しました。参加者の皆さん、昨日は本当にお疲れ様でした!

参加者の皆さんは昨年からのリピーターや初めての方など、そのお住まいが阿見町、土浦市、つくば市、そしてなんと千葉県柏市からもいらっしゃいました!アートコンパスの拠点は阿見町ですが、近隣や遠方の市町村からも足を運んでいただき、本当に嬉しい限りです。

昨日の様子はというと、事前にどんな作品を制作しようか?設計図を作ってきて、その原案をもとに好きなアニメのキャラクターやマカロンなどのお菓子を紙粘土で制作したり、木工作品や水彩絵の具を大胆に使った絵画、美術大学を目指してドローイングの基礎を学んだりと、まさに十人十色なアート広場でした。

そのため、私の方でももっと皆さんの期待に応えられるよう、柔軟な対応力(未知な領域)を今後つけていきたいと最近感じています。例えばアニメーションのドローイングや、子どもたちが好きなゲームの話やアニメのキャラクターなど(最近ではあまりついていけてません・苦笑)

別な言い方をすれば、その対応力をつけることが、自分にとっても成長の糧となり、アート広場が学びの場ともなりえます。今後も皆さんと一緒に楽しみながら成長していければと思っています。



概要

第1回 みんなのアート広場
日時:2023年4月9日(日)13:30~16:00
場所:阿見町本郷ふれあいセンター・アトリエ
参加者:計16人(子ども9人+大人6人+中村)

木工で車のプリウスをお父さんと一緒に制作中!

手前にあるのが事前に準備してきた設計図
使う道具や何を具体的につくるか?着彩まで施した絵が描かれていました。
前回までが素材と遊ぶ「造形操作」だとすると、
その経験をもとにより具体的な作品が展開されました。
最終的に素敵なマカロンやアメなどが見事に完成しました!


同じく大きな用紙2枚に制作したいアニメのキャラクターを描いてきました。
その絵をもとにお母さんと一緒に身近な素材で次々と制作していきましたね。
いろいろな素材を見た途端、「それは何々に使う!」と、
頭の中でハッキリとした完成図がイメージ出来ていましたね!



お父さん(↓)と娘さん(↑)の夜空の画
絵の具を画用紙に直接置き、大きなブラシで大胆なストローク。
その勢いそのままに、無数の星々が煌く夜空のもと、丘の上で二人が寄り添っていますね!
月が6つに見えて美しく見える!!!
とても小学3年生の素描には見えません。
自宅でも普段から人物の絵を描いているとのこと。
私の方でも顔の向きについてアドバイスすると、呑み込みがとても早かったです。

鉛筆で描かれた顔の表情がたくさん集まって、全体の画から独特な世界観を感じます。
個人的には版画の「エッチング」でもしこの素描が描かれたらどんな絵画になるのか?
また、額に入れて部屋に飾ったら絵の印象がまた違って見えるんじゃないかと。


高校1年生の二人はドローイングの基礎「トーン」を勉強中!



おしまい

次回のアート広場のお知らせです。

第2日曜日の5月7日が、みんなのアートプロジェクト「秘密基地ピクニック」開催のため、第4日曜日の5月21日に開催します。

また今月23日開催の「第1回 みんなのアート基礎講座:私の居場所」と「みんなのアートプロジェクト:秘密基地ピクニック」の参加者を引き続き募集しています。皆さんのご参加お待ちしています。

それではまた!


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