レッジョ・エミリアの教育哲学



今年1月から3月にかけての振り返りと新年度の計画(+休息)にあてているこの期間、個人的に楽しみにしていた研修が二つありました。一つは先日参加した「日本の対話型鑑賞の今」。そしてもう一つは昨日参加してきた「レッジョ・エミリアの教育哲学~ドキュメンテーションから考える、これからの保育」です。



「なぜ保育のシンポジウムに参加してきたの?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実は未就学児童の子供達がたくさん参加してくれた「みんなのアート広場」と偶然にもレッジョの理論と実践の面でたびたび重なる部分があったからです。そのため、今年のお正月休みから少しずつレッジョ・エミリアについて関連書籍からリサーチを始めていました。
 

参加するまでは、このシンポジウムで「保育現場のアートによる表現活動」についてドキュメンテーションを語る上でかなり話にあがってくるのかな?と思っていたのですが、ほとんどそこには触れず、それよりも第一次世界大戦後の教育哲学や歴史的文脈、中心人物のローリス・マラグッツィの思想などにフォーカスされ、そこ(第一部)でのお話が個人的にとても興味を引かれ、今後のアートコンパスの活動内容に反映できる貴重な知識や情報を得ることができました。
 

今後もう少しリサーチを行い、今日の感想も含め、レッジョ・エミリアのご紹介とともに文章にまとめ、別の機会に皆さんへお伝えしたいと思っています。

それではまた!


【小玉重夫氏の research map】https://researchmap.jp/mumfzuw2f-1779165/#_1779165

【The Children and Community Learning Center】https://machihoiku.jp/

【昨年、レッジョ・エミリアに少しだけふれたブログです】http://artcompassblog.blogspot.com/2018/08/blog-post.html

 

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