第2回 みんなのアート基礎講座を終えて
昨日の午後は実穀ふれあいセンターで、今年2回目のアート基礎講座を開催しました。その内容はというと「新聞動物」!
作り方はとても簡単で、新聞紙と風船とガムテープの3つがあればどこでも出来ちゃいます。
今回は久しぶりにプロジェクターを使って、制作前に今回の制作概要を伝えるべく、彫刻と塑像について画像を交えて説明を行い、その後、現代アートではそれまでの彫刻の概念では収まらない「立体アート」や「インスタレーション(アート作品だけでなくその作品が設置されている空間や鑑賞者までもが一つのアートとなる概念)」にまで言及。。。
ただ一番のポイントは何と言っても「マッス(塊)やボリューム(量感)」に焦点を当てながら風船を膨らませ、その膨らませた風船を新聞紙で包みながら、自分が選んできた好きな動物のプロポーションやその特徴をよ~く観察しながらかたちに起こしていきました。
そして時間があれば、その作品を任意の場所に設置して、カメラで撮影するまでを体験!それはまさしくインスタレーションになるというわけです。
天気は一日雨だったため、外に作品を持って行っていろいろな場所で試すことはできませんでしたが、施設内で挑戦したご家族もいらっしゃいました。
新聞紙を利用した為、参加者の皆さんは手を真っ黒にしながら、ご家族のチームプレーの中で制作を体験されていきました。
参加者の皆さん、昨日は本当にお疲れ様でした!
是非、天気が晴れたときに屋外で写真撮影してみてください。そしてもしどこかの美術館や屋外展示場で彫刻作品やインスタレーションの作品に出合いましたら、今回の基礎講座の内容を思い出してみてください。きっとプロのアート作品に対峙した時、より深く鑑賞することが出来るはずです!
概要
第2回 みんなのアート基礎講座
内容:新聞×動物
日時:2024年6月23日(日)13:30~16:00
会場:実穀ふれあいセンター・多目的室1
参加者:計10名(子ども4名+大人5名+中村)
参加者:計10名(子ども4名+大人5名+中村)
ギャラリー
ビーバーの親子です。
床を水辺に見立てて親子で巣をつくるための流木を集めているところかな?
図鑑を見ながら制作していましたね!
活発にコミュニケーションを取りながら制作を行っていました。
ナミブ砂漠に生息する「ミズカキヤモリ」の親子です。
レモンを食べています・笑
実際の体長は14㎝程の大きさ
そのため小さめの大きさで制作していたようですが、脚の部分を作るのに苦労したとか!
日中は砂の中に。そして夜、昆虫などを捕獲したり、
その大きな瞳についた露を舌でべろりとなめて水分補給するシーンが有名ですよね!
北海道で会える雪の妖精「シマエナガ」を制作!
この鳥をチョイスしているところがとっても彼女らしかったです!
アクセントに帽子までつけて。。。
お母さんからは「今回の趣旨を理解していない!」と指摘されていましたが、
でもそこが彼女のオリジナリティ!?
作品発表にギリギリ間に合いました!
ネコの完成です。
お顔のディテールも丁寧に作りこまれています。
そしてハサミで切りながらきちんと脚先も表現。
ネコだけに猫背にして丸みの特徴も表現しています!
私は子どもの象を制作。
昨夜2時間かけて頭と胴体を制作してそれぞれ車に積んで、
当日に組み合わせて制作を行っていきました。
水辺で水浴びをしているという設定の為、床が川?池?で脚は見えていません・笑
↓かわいいおしりがチャームポイントです!
おしまい
次回のお知らせ
第4回 みんなのアート広場
日時:7月14日(日)13:30~16:00
会場:実穀ふれあいセンター・会議室
第3回 みんなのアート基礎講座(夏休み企画・第1弾)
「ピンホールカメラをつくろう!(写真はポジじゃなくてネガです)」
日時:7月28日(日)13:30~16:00
会場:実穀ふれあいセンターを予定
皆さんのご参加、お待ちしています!
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