秘密基地ピクニックを終えて


ゴールデンウィークの熱気が少し落ち着いた週末の日曜日、阿見町ふれあいの森で数年ぶりの秘密基地ピクニックを開催しました!

この会場は数年前にネットで見つけ、その年に秘密基地ピクニックを開催しようとしたのですが雨のため中止となり、今回が初めての利用となりました。このふれあいの森を私なりに言えば「こじんまりとしたかわいい森」といった感じでしょうか?

他の森林公園などと比べると、敷地面積がそんなに大きくはなく南北を一本の遊歩道が通っているとてもシンプルな公共の場ですが、町民からは憩いの場としてジョギングや犬の散歩、音楽の練習場など様々な用途で活用されているようです。

そしてなにより今日は天候にも恵まれ、最高気温が24度と少し高めでしたが、会場となった東屋付近のエリアは清涼感を感じる風が終日流れ、また森林全体から発せられるマイナスイオンと目に心地の良い新緑の光を全身に浴びながら楽しむことができました。


ご挨拶と自己紹介(10:00~10:15)

参加者の皆さんとは定時に駐車場で待ち合わせ、荷物をもって会場となる東屋周辺エリアへ移動。

東屋がある広い芝生エリアの中央に一本高く大きなけやきの木?があったので、その下をベース基地として段ボールやガムテープ、ハサミやのこぎりなどの道具を置き、改めて参加者の皆さんへご挨拶とふれあいの森の説明や注意事項、そして参加者の自己紹介を行いました。

その後、早速ベース基地から360度見渡すエリアで参加者の皆さんに好きな基地の場所を選んでいただき、場所が決まってから各々秘密基地の制作に取り組んでいきました。


お父さんたちが間伐材を使って骨組みを建て、
その構造に沿って子ども達が段ボールで壁にしていきました。


カラーテープが心地よく風になびいていますね!

「shy」・・・恥ずかしがりや?(後ほどネタ晴らし)

12時を少し過ぎたあたりで秘密基地も出来上がってきました。
そして昼食の時間へ


昼食(12:15~13:15)




秘密基地の発表(13:15~13:40)

「黄色の秘密基地」制作されたご家族が発表している様子↑

風で何度か作品が倒れてしまいましたが、実はスズランテープの一つひとつに顔が書かれていたり(鯉のぼり?)、ポストもロボットのような顔が書かれていたりと、随所に工夫が施されていました。基地全体が工場のような、緑の海に浮かぶ船のようにも見えてきます。






「shy」は恥ずかしの意味ではなく、5年生の3人女子の名前の頭文字をとって
組み合わせた造語でした。その文字や全体の色彩がペールカラーで統一され、
新緑の風景の中でやさしい雰囲気の秘密基地となりましたね!

よく見ると、スティッチや韓国語(好きなアイドルグループ?)が書かれています。
完成後は早速お菓子を食べながらにぎやかな女子会が開かれていたようです・笑




「くまの家」
二家族合作の秘密基地です。
どうやら子ども達がお父さん二人をくまに見立てて作ったそうです・笑


随所にたくさんのアイテム?があり360度ぐるっと回りながらの発表でした。
入口のセンサー、郵便ポスト、お風呂、そして動物のぬいぐるみがいたるところに!
くまの家ですが他の動物や人間を受け入れてくれる抱擁感たっぷりな印象、
かつ子ども達のわくわく感がストレートに表現された秘密基地でした。











森の中にはたくさんの昆虫がいたり、鳥の鳴き声が!
足元にはアマガエルやゴキブリ?のような黒い昆虫などなど。



一方の私はというと、事前に4組の参加者だと分かっていたので、自分も参加して秘密基地を作れるかなぁ~と少し材料を用意してきました。

制作が始まって私もあたりを散策し、結果的にベース基地があるこの大きなけやきの木の下が大きな日陰になっていて気持ちよく過ごせそう・・・秘密基地だけど、壁などは作りたくない・・・やっぱりごろ寝がしたい・・・それじゃ~ベット?ソファー?・・・段ボールで大きな日時計をつくってその上に寝転がる?などなど、最終的に無計画に段ボールを敷き詰め、昼食後には子ども達の相撲の土俵となるといった作品となりました・笑

ただ家に帰ってから少し今回の内容を振り返り、感じたこと・思ったことは(私も含め)参加者がこのふれあいの森の東屋周辺で藪や茂みの中には基地を作らなかったこと。ちょうど日当たりの良い場所(光)と茂みの中(陰)との境界線あたりに基地を作っていたこと。

このことから私たち人間は、人と自然のグラデーションがある間の中で居心地の良い場所(創造の場)を本能的に選んでいるのかなぁ~と感じました。いわゆる日本文化の「里山」の考えです。色でいえば黒と白の間がグレーで、人工(仮に白)と自然(仮に黒)の間が里山(グレー)みたいな。。。

もし仮に人と自然の間(里山)が、私たちに心地よさと創造的なひらめきを与えてくれる場所ならば、今回選んだふれあいの森(その中で東屋周辺エリア)は、その中間の場所のエリアがあまりなかったのかな?(過去に利用したつくば市高崎自然の森と比較すると)

そうであれでば、主催者として参加者により楽しんでもらうなら、もう少しそのような「間のエリア・スペース」が多様にある会場の方がもっと魅力的だったのかな?などなど。もちろんふれあいの森を批判したいわけではなく、ふれあいの森は他にもエリア分けがされていて活用内容自体でものすごいポテンシャルを秘めた憩いの場所だと思います。

ともあれ、今後もまたこのふれあいの森でアートイベントを開催できればと思っています。そして今回、参加者の皆さんが無事にケガもなく素敵な日曜日を自然の中で過ごせたことが本当によかったです。

参加者の皆さん、今日はご参加いただきありがとうございました!

それではまた来月のアートコミュニティプログラムでお会いしましょう!

おしまい

概要

みんなのアートプロジェクト「秘密基地ピクニック」

日時:2026年5月10日(日)10:00~14:00

会場:阿見町ふれあいの森

参加者:計16名(こども8名+大人7名+中村)


追伸:

過去に里山文化を勉強していた時に参照した書籍です。気になる方はぜひチェックしてみてください。

「里山Ⅱ(ものと人間の文化史) 有岡利幸・著(クリック)


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