つくばランタンアート2024を終えて
今日は12月21日土曜日、先ほど参加者の皆さんへランタンツリーを返却し終えました。つくばランタンアートがあったのは一週間前。おかげさまでランタンアートの2日間は、クリスマスにちなんだ25本のツリーを星空のもとに並べ、素敵な明かりを灯すことが出来ました。
参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
両日とも天候に恵まれ、過去2年間と違い、今年は2日間開催できるかなと思われましたが、初日が強風気味でもしかしたら中止かもしれないと、実行委員会へ確かめの連絡をしてみると16時以降には風が収まりそうなので実施するとのこと。
とにかく現地入りし、風が収まることを祈りつつ、点灯式に参加してくださった方達と準備を進めているとちょうどロウソクを灯すときに風が弱まり、問題なくランタンツリーを設置することが出来ました。とにかく強風はLEDではなくロウソクの火を使うものとしては冷や冷やものです・笑
私は2日間とも作品の見守りをしていたので(ロウソクの火が作品に燃え移ったり、鑑賞者が作品に触れないよう)他のランタン作品を見ていなかったのですが、後日、ネットニュースで中央エリアなどで地元の小学生たちの作品が迷路のような参加型の作品を設置していたりととても賑やかだったことを知りました。
また2017年から毎年参加していた私にとっても、ランタン作品の形態やアイデアが年々変わってきていることに対して嬉しく思うとともに、アートの視点から考えたとき、ただアート作品が「静物」として置かれ、鑑賞者がただ見るだけから、その作品と鑑賞者が一体となる融合型の作品へと展開しているのだと感じました。つまりアート作品と鑑賞者とその空間そのものが一体化する「インスタレーション」ってやつですね。鑑賞者も積極的にアート作品へとベクトルが向けられていることが今後の何かを象徴しているようにも感じました。
↑参加者の皆さんと一緒に点灯式の準備をしているところです↓
そんな中、アートコンパスは毎年飽きずにランタンツリーを行い続け、これはこれで人工的な光(LED)を使わず、昔ながらのロウソクの火が鑑賞者へ昔ながらの温かみを伝え、また今回の北エリアが電光色の少ない景色の中でよりランタンツリーの世界観を伝えていたのではないかと思います。
通りがかったカメラマンの方も、毎年ランタンアートの撮影をしていたらしく、そのためランタンツリーを覚えていてくださったので「この北エリアの方が周りが暗くて、作品が映えて美しく見えますよ!」と言ってくださいました。またバックにはライトアップされたロケットもあってかカメラマンの心をくすぐっていたようです。
他にもいろいろな鑑賞者の方々が声をかけて下さり、つくば市に2年住んでいるというメキシコ人の女性の方とおしゃべりしたり、女性の親子とアート談義をしたりと、日が落ちてからの外はとても寒かったですが楽しい時間を過ごすことが出来ました。
↑チャッカマンでロウソクに日を灯しているところ↓
このつくばランタンアートへの一般参加を今年で最後とし、もし来年度以降、参加者から要望があればまた参加したいと考えています。その時はまたランタンツリーかもしれませんし、新たなアイデアのランタンを考案するかもしれません。
来年から活動11年目、つまり新たな10年目を迎えるにあたり、活動内容も改めていきたいと考えているからです。
そして最後に、つくばセンター地区活性化協議会事務局ならびにボランティアスタッフの皆様には大変にお世話になりました。今回の参加を通して、材料の準備から無料駐車券を人数分頂いたり、センター街の商品券まで頂いて、本当に感謝の念でいっぱいです。参加者の皆さんにとっても素敵な思い出になってくれたと思っています。
個人的には地元の阿見町でこのようなアートのイベントが大々的に行われたらなぁ~、またはアートコンパスの拠点が出来たらこじんまりとでもいいから、外の広場で参加者の皆さんと一緒に食事も交えておしゃべりしながら出来たらなぁ~と妄想を膨らませています。
それではまた次回お会いしましょう!
概要
つくばランタンアート2024
日時:2024年12月14日(土)15日(日)16:30~19:30
場所:つくばセンター地区
参加者:
14日:計9名(子供:4名+大人:4名+中村)
15日:計6名(子供:2名+大人:3名+中村)
おしまい
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