5月の個別アート支援を終えて
先週土曜日のクリエイティブ文化展の熱気がまだ冷めやらず、今日の午前中にN子ちゃん宅へ訪問し、今月の個別アート支援を行ってきました。
今回も前回に続き、N子ちゃんだけでなくY君も一緒に、紙粘土による塑像制作を見ていきました。
第1回目の制作である前回は、塑像制作において骨組みと大まかなボリュームを付けたところで終わりました。なので2回目となる今回は作品の中心となる箇所(頭部のディテールなど)を中心に見ていこうと思いました。
N子ちゃんは前回、犬の後ろ脚や胴体に紙粘土で覆っていったので、今回は前足や頭部を!
一方のY君も頭部と両手両足の爪などのディテールを攻めていきました。(翼は紙粘土の重量で垂れ下がっていたので、次回以降、和紙を使うなど軽量化を図り、もう少し強い針金で翼を補強する必要があります)
Y君の隣で制作のサポートをしながら、N子ちゃんの進捗を見守り、お母さんたちとも楽しい雑談をしながら楽し時間を過ごすことが出来ました。
また適宜、Y君に許可を頂いて、作品の大まかなボリューム感を修正したり、キャラクターの目の周りや開いた口の細かなディテール制作を促したりと、見る見るうちにのっぺらぼうだった作品がいつのまには迫力のある作品へと徐々に仕上がっていきました。勿論その変化をお母さんたちとも共有しながら!
絵画でもそうですが、立体でも同じことが言えて、作品には必ず見せたい中心の箇所があります。例えば人間や動物だったらやっぱり顔になります。そしてその顔が仕上がると、その顔の表情やその大きさに合わせて、手や脚や胴体の比率をバランスよく見ていくことが可能になります。
逆に中心の頭部よりも手足などから仕上げていき、最後に頭部や顔を制作するとなると、かなり難しい制作となると個人的には思っています。
結果、Y君は顔や頭部の制作→腕や手先の爪→足の爪を今回は制作。一方N子ちゃんは後ろ脚から胴体、そして前足や犬の頭部という流れで進めていきました。なのでN子ちゃんは次回顔の表情に着手していただき、その表情に合わせて体つきや手足の表情へと手を加えていく流れで問題ないと思っています。
次回(6月15日)もまた楽しみです!
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